プレゼンテーション研修

社員一人ひとりの優れたプレゼンテーションは、ビジネスの成果につながり、企業の競争力や顧客からの信頼を支える重要な要素です。聞き手にポジティブな印象を与え、意思決定や行動を促すためには、優れた提案はもとより、それを的確に「伝える力」が欠かせません。

本プログラムでは、プレゼンテーションの基本を身につけ、論理的な構成力や効果的な表現力を養うとともに、受講者それぞれが自分の強みを生かした「自分らしい伝え方」を見つけます。プレゼンテーションを通して顧客やビジネスパートナーとの信頼関係を築き、継続的なビジネスにつなげる、質の高いコミュニケーション能力を育成します。

対象者

  • 中堅社員
  • 新入社員
  • 若手社員

主なねらい

プレゼンテーションの本質を理解する

効果的にメッセージを伝え、成果を生み出すプレゼンテーションとは何か、その目的と基本を学びます。また聞き手に好印象を与える要素について理解を深めることで「伝え方」の質を高めます。

論理的かつ魅力的に構成し、発信するスキルを身につける

情報を整理し、聞き手が理解しやすいように構成する力と効果的に伝える表現のスキルを身につけます。また、複雑な情報であっても的確かつ適切に伝えるためのプレゼンテーションのポイントを理解します。

自分のコミュニケーションの強みに気付き、信頼につなげる方法を学ぶ

自己分析と実習を通じて、自身のコミュニケーションの特徴を客観的に把握し、強みとして活用するためのポイントを学びます。また、自信を持って伝えることで、聞き手に強い印象を与えるとともに信頼を獲得するプレゼンテーションスキルを身につけます。

プログラム概要

強みを生かし、相手に行動を促すプレゼンテーションを学ぶ

プレゼンテーションにおける基礎的な考え方を理解し、情報を論理的かつ魅力的に構成し、発信するスキルを習得します。さらに、自分自身の強みとコミュニケーションスタイル(コミュニケーションの方法や傾向、特徴)を理解したうえで、自信を持って発信し、相手の印象に残るだけでなく、行動を促すプレゼンテーション力を養います。

プレゼンテーションの基礎から実践までを集中的に学び、ビジネスの現場で活用できるスキルを習得します。これからの活躍が期待される新入社員や若手社員の育成はもちろん、ビジネスの現場で中心を担う中堅社員の育成にも活用できるプログラムです。

期待される成果

  • プレゼンテーションへの自信が深まり、主体的に取り組めるようになる
  • 聞き手に好印象を与え、メッセージを受け入れられやすくなる方法を理解し、実践できるようになる
  • 伝えるべきポイントを明確にし、聞き手の関心と理解を引き出す構成や表現が可能になる
  • 質の高いプレゼンテーションを通じて、聞き手との間に良好な信頼関係を築けるようになる

主な内容

論理的で伝わるプレゼンテーションの基礎

効果的なプレゼンテーションには、分かりやすい構成と、相手に伝わる論理展開が欠かせません。基本構成を押さえつつ、情報整理と論理的な伝え方の基礎を、豊富な実習を通じて学びます。

相手によい印象を与えるためのポイント

話す内容がいかに優れていても、表情や目線、姿勢などのノンバーバル(非言語)コミュニケーションが伴わなければ、聞き手に好印象を与えることはできません。他の受講者との相互フィードバックなどを通して、自分自身が他者に与える印象を客観的に把握し、改善方法を学びます。

「自分らしく伝える」ための自己理解

プレゼンテーションにおいて自分らしさを発揮するためには、自分の特性を理解することも欠かせません。診断ツール「LIFO®」※を用いて、自分自身のコミュニケーションスタイル(コミュニケーションの方法や傾向、特徴)を把握。さらに、LIFO®の手法や視点を活用することで他者への理解を深め、聞き手に合わせた効果的な伝え方を身につけます。

LIFO® とは

LIFO®(Life Orientations)とは、個人の基本的な行動スタイルを理解し、それぞれの「強み」を効果的に活用するためのプログラムです。

診断ツール「LIFO®サーベイ」を用いて自分自身の行動スタイルやその特徴を認識し、行動を意識的にコントロールすることを学習します。他者との円滑なコミュニケーションや、チームワーク、リーダーシップの向上に役立てることができます。

BCon®は1976年にLIFO®を導入し、2001年からはLIFO®の知的財産(IP)オーナーとして、国内外にライセンスを提供しています。

詳しくはこちらのページでご紹介しています >

プログラムの特徴

受講者一人ひとりの「強み」を活かしたプレゼンテーション力を養う

プレゼンテーションの最も重要なツールは、プレゼンター自身です。単なるテクニックではなく、プレゼンター自信の魅力や強みを生かし、聞き手にポジティブな行動を促すためのプレゼンテーションスキルを身につけます。

「4つの関所」を意識し、トータルスキルを習得

プレゼンテーションを成功させるには、聞き手が無意識に設ける「4つの関所」(外見、態度・行動、話し方、話の内容) それぞれについての印象や評価の基準をクリアし、メッセージを伝えることで、意思決定と行動につなげる必要があります。本研修ではこの「4つの関所」を基に、外見から話の内容まで、総合的にプレゼンテーションスキルを高める体系的なカリキュラムを提供します。聞き手に好印象を与える「伝わる」「響く」プレゼンテーションのポイントを、理論と実践の両面から学びます。

実施イメージ

「4つの関所」を基に構成した2日間の研修プログラム

プレゼンテーションで成果を出すためには、聞き手が設ける「4つの関所」を突破する必要があります。内容がいかに優れていても、その前段階にあるノンバーバルの関所でつまずいてしまうと、相手にメッセージは届かず、好印象を与えることができません。
本プログラムでは「4つの関所」それぞれをテーマに実習を行い、効果的にメッセージを届け、聞き手に好印象を与えるプレゼンテーションスキルを身につけます。

1日目 2日目

■ オリエンテーション
研修のねらいと進め方
効果的プレゼンテーション
話の構成
分かりやすい話し方
外見
■ 実習「自己紹介」
■ 実習「イメージ交換」
ファーストインプレッション(外見)
第一印象の確認

■ 前日の振り返り
1日目の指摘を受けて、今日心掛けて行動すること
話し方
■ 講義・演習
発声とアクセント
印象に残る話し方
■ 実習「私のプレゼンテーションの啓発点」

昼食 昼食

態度
■ 講義
プレゼンテーションのポイント
■ 実習
表情と目線
相手からの見え方、映り方
※Webミーティングの際に相手に与える印象を改善します。
■ 講義・実習
自己理解の手掛かり LIFO診断
自身の特徴、強みの確認
■ 振り返り

話の内容
■ 講義・演習
聞き手の分析
プレゼンターの目的と聞き手のニーズ
序論と本論の構成
本論のロジック構成手法
■ 講義・演習
視覚材料作成の基本
図解パターン例
■ まとめ
私のプレゼンターとしての強みや気付きを整理する

1日目

■ オリエンテーション
研修のねらいと進め方
効果的プレゼンテーション
話の構成
分かりやすい話し方
外見
■ 実習「自己紹介」
■ 実習「イメージ交換」
ファーストインプレッション(外見)
第一印象の確認

昼食

態度
■ 講義
プレゼンテーションのポイント
■ 実習
表情と目線
相手からの見え方、映り方
※Webミーティングの際に相手に与える印象を改善します。
■ 講義・実習
自己理解の手掛かり LIFO診断
自身の特徴、強みの確認
■ 振り返り

2日目

■ 前日の振り返り
1日目の指摘を受けて、今日心掛けて行動すること
話し方
■ 講義・演習
発声とアクセント
印象に残る話し方
■ 実習「私のプレゼンテーションの啓発点」

昼食

話の内容
■ 講義・演習
聞き手の分析
プレゼンターの目的と聞き手のニーズ
序論と本論の構成
本論のロジック構成手法
■ 講義・演習
視覚材料作成の基本
図解パターン例
■ まとめ
私のプレゼンターとしての強みや気付きを整理する

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