ポジティブ・リーダーシップ・プログラム

ポジティブリーダーシップは、ポジティブ心理学、ポジティブ組織論などの科学的知見に基づいた、組織や人の可能性を引き出すためのリーダーシップの実践アプローチです。単に「明るく、前向きであること」ではなく、未来志向で強みを活かし、人や組織がより良い状態で機能することに焦点を当てます。目指すのは、普通や平均を超えた「とびぬけて良い状態=ポジティブな逸脱」を組織に生み出すことです。
ポジティブリーダーシップは、課題や問題、できていないことに着目して「マイナスを減らす」ことに終始しがちなマネジメントから、強みや価値に目を向け、「プラスを増やす」発想への転換を促します。

本プログラムを活用することで、リーダーは職場にポジティブなエネルギーを生み出し、メンバーの幸福感やエンゲージメント、一体感を高め、創造性が発揮される職場づくりを推進できるようになります。

対象者

  • リーダー
  • 中堅層
  • 管理職
  • 経営幹部層

解決したいお悩み

組織や職場のエンゲージメントを向上したい

エンゲージメントを向上するには、リーダーの日々の関わり方が重要です。ポジティブリーダーとしての心構えを学び、実践することで職場にポジティブなエネルギーを生み出し、エンゲージメント向上につなげます。

組織やメンバーの可能性を最大限引き出す関わり方を知りたい

やみくもにストレッチした目標を提示するだけでは、メンバーの可能性は引き出せません。魅力的で達成しがいのあるエベレストゴールの条件を理解したうえで、メンバーとともに現在の立ち位置を捉え、具体的な次の一手を考え、アクションにつなげるリーダーのスキルを学びます。

プログラム概要

ねらい

  • 問題解決型から「可能性追求型」のリーダーシップを学ぶ
  • はたらく人のウェルビーイングと高いパフォーマンスを両立するリーダーシップを学ぶ

主な内容

ポジティブリーダーシップ・プログラムは、ミシガン大学キム・キャメロン博士らが提唱する、科学的に実証されたリーダーシッププログラムです。ポジティブ心理学等の知見を基にしており、「ポジティブな逸脱」を組織にもたらすリーダーシップの実践論です。先行きが不透明で、変化の早い時代においては、働く人の心理的な充実を促し、イノベーションへのエネルギーを引き出す必要性があります。

ポジティブリーダーシップ・プログラムの全体像

本プログラムは、3つのステップで構成されています。目的や対象者に合わせて、組み合わせ方や日数をカスタマイズします。

Step1
ポジティブマインドセット

リーダーとしての心構え

学習内容

肯定的なモノの見方やポジティブリーダーとしての心構えを学習します。

焦点

自己

Step2
チームの共有ビジョンの設定

意義ある目的と目標の設定

学習内容

職場のエネルギーを高めるためのチームとして、意義ある共有ビジョンの作成方法を学びます。

焦点

チーム

Step3
1on1(1対1面談)の進め方

部下との面談

学習内容

ポジティブな方向に飛躍するゴールを考えられるようにコーチングする方法を学びます。

焦点

部下

ポジティブリーダーに必要な「4つのマインドセット」と「3つのスキル」

本プログラムでは、ポジティブリーダーシップを実践するために必要な「4つのマインドセット」と「3つのスキル」を段階的に学習します。ステップによって、重点が変わります。

4つのマインドセット

4つのマインドセット
Step1
Step2
Step3
マインド 1まず、リーダー自身が幸せになる
マインド 2組織の中のポジティブな影響を与えている人に注目
マインド 3弱みの克服より強みを生かすことに集中する
マインド 4「行き方でなく、どこを目指すか」リーダーが皆に示す

3つのスキル

3つのスキル
Step1
Step2
Step3
スキル 1ポジティブなコミュニケーション
スキル 2部下との信頼関係を築く
スキル 3部下の成功を促進する

プログラムの特徴

ポジティブ心理学等に基づく科学的なアプローチ

本プログラムは、働く人の満足度が高い組織、業績が伸び続ける組織に共通してみられる「ポジティブエネルギー」に着目した研究知見を基に開発されています。「ポジティブリーダーシップ」を知識として理解するだけではなく、日々の業務の中で再現・実践できる状態を目指す点が特徴です。

※ミシガン大学のキム・キャメロン博士、および企業内で実務家としてポジティブリーダーシップを実践している原田俊彦氏との共同開発により、研究と現場での実践の両面から効果性を裏付けられたプログラムです。

演習を中心とした実践的な研修設計

講義に加えて、多様な演習を取り入れることで、理解を深め、行動変容につなげます。
また、研修前後の課題を通して、研修で学んだ内容が日常業務の中で自然と活かされる仕組みになっています。

実施イメージ

① ポジティブマインドセット(リーダーとしての心構え)

学習目標

  • 肯定的なモノの見方やポジティブリーダーとしての心構えを学習する
  • リーダー自身が持つ、ポジティブな強みについての自己理解を深める
  • エナジャイザーとしの日々の行動や態度を決める

学習のポイント:エベレストゴールの設定

エベレストゴールとは、ただ業務目標をストレッチしたゴールとは異なります。
次の5つの要件を満たす、具体的で測定可能な目標のことです。そびえたつエベレストのように高いゴールであると同時に、メンバーのポジティブなエネルギーを引き出し、組織をポジティブな逸脱へと導くものです。

  1. ポジティブな方向への飛躍(いつものあなたを著しく超えて)
  2. 自分が本質的に価値を感じて実現したい事、使命(コーリング)
  3. 肯定的な方向(今の問題解決ではなく、未来のソリューションに焦点)
  4. 貢献(個人の利益に関係なく)
  5. 取り組むほどエネルギーが湧き出る

実施例

②チームの共有ビジョンの設定(意義ある目的と目標の設定)

学習目標

  • ポジティブリーダーシッププランの実践活動を振り返る
  • リーダーのありたき姿を描く
  • チーム(職場)のポジティブエネルギーを引き出すアプローチを学ぶ

学習のポイント:共有ビジョンの設定

共有ビジョンとは「組織の中のすべての人々が共通して抱いている心のイメージ(ありたい姿)を創り出し、メンバーのエネルギーを最大化すること」 です。

※ほとんどの「ビジョン」は一人の人間(あるいは一つの集団)のビジョンを組織に押しつけたものが多いです。(再考したいが代案これから)
→多くの組織でビジョンは特定の人が決めたもの、共有ビジョンは参加者全員で決めたもの・・・的な内容で考える

共有ビジョンとは、一人ひとりのビジョンを共有したうえで、そのつながりや共通点を見出しながら、共通するビジョンを作り出すものです。「私たちはどうありたいのか」という問いへの答えです。
誰か、特定の人丈で決めたものではなく、参加者全員で決めることで、未来志向のエネルギーを高めます。

実施例

③1on1(1対1面談)の進め方(部下との面談)

学習目標

  • エナジャイザーを支援するための面談の考え方・進め方を学ぶ
  • 部下とのポジティブなコミュニケーションの在り方を学ぶ

学習のポイント:ポジティブリーダーシップにおける1on1とは

  • 人事考課のための評価面談ではない
  • ストレッチ目標に展開する対話的面談
  • 一年単位の目標設定の面談ではない
  • エベレストゴールを語り問いかけるプロセス

よって、1on1とは「人事に報告するための義務としての面談ではなく、ラインマネジメントツールとして管理者が主体的に実施する面談」と捉えています。

実施例

 

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