MDCVS®策定・浸透コンサルテーション

事業環境の変化が早く、働く人の多様化も進む中、過去の延長線上では組織としての求心力を保つことも、持続的成長も見込めません。
経営の根幹をなす「MDCVS®(ミッション・ドメイン・コアバリュー・ビジョン・ストラテジー)」を問い直し、再定義することが今、求められています。

本プログラムでは、役員・部長クラスが対話を通じてMDCVS®を検討し、重要課題や今後の方向性を明確化・共有化します。経営の根幹をなす考えが整理・可視化されるだけではなく、経営幹部同士の相互理解を促進し、経営チームとしての一体感が強化され、新たなMDCVS®実現への推進力を高めます。

対象者

  • 役員
  • 管理職

こんなお悩みありませんか

環境変化・組織の変化を踏まえて会社の方針を見直したい

変化に合わせて組織の上位概念を再構築することで、目的や存在意義を明確にできます。自社の方向性を定期的に問い直すことは、持続的な成長において重要です。

方向性を明確にして、従業員のエンゲージメントを高めたい

組織の目指す方向を共有することで、社員一人ひとりが「なぜこの仕事をするのか」を理解し、前向きに取り組めるようになります。

多くのステークホルダーから認められる存在であるために、ウェルビーイング経営を実現したい

社員の幸福はもちろん地域社会とのつながり・貢献を意識した組織の上位概念を掲げることは、ウェルビーイング経営へのシフトの第一歩です。

プログラム概要

「我が社は何屋ですか?」

そう問われたとき、皆さんはどう答えるでしょうか。
「車をつくる会社です」「住宅を建てる会社です」と答える方もいるかもしれません。
しかし大切なのは、商品やサービスを通じて社会にどんな価値を提供し、何を実現したいのかという視点です。

多様性が進む時代において、社員一人ひとりの価値観やキャリア観は多様です。だからこそ、組織としての存在意義や目指す方向を明確に示し、共感を得ることが必要です。
魅力的なミッションやドメインがあれば、人はその目的に共感し、共に歩む意欲を高めます。
MDCVS®はエンゲージメントを高める上での前提となり、意思決定の軸や、採用基準にも役立ちます。VUCAの時代において、組織が進むべき方向を誤らないための羅針盤となるのです。

MDCVS®について

MDCVSの重要な意義

  1. 組織の方向性を決める「大前提」となる

  2. 日々の仕事に「誇り」や「意義」を持たせることができる(心に火をつける)

  3. 多様な価値観を持つメンバーの「求心力・一体感の源」になる

組織の上位概念であるMDCVを考えることは、「なぜこの事業・仕事をしているのか」という目的や意義を再認識することにつながります。私たちはつい、どのように目標を達成するかのS(戦略)に関心を向けがちですが、戦略はあくまで、目的を実現するための手段です。

一人ひとりが仕事に誇りや意義を持てれば、達成感・成長感・充実感を得ることができ、エンゲージメントが高まります。逆に、目的を見失い手段や数値目標だけを追い続けると、やらされ感や閉塞感、疲労感につながります。

だからこそ「私たちはなぜ存在するのか」「どんな価値を大切にするのか」といった上位概念を明確にし、全員が共有できるよう浸透させることが重要です。これはブランディングや組織への愛着、離職防止にもつながります。

プログラムの特徴

MDCVSの検討に役立つ情報提供

MDCVSを検討するためのフレームワークや他社事例を提示し、議論の質を高めます。

専門コンサルタントのファシリテーション

検討を効果的に進められるよう、方向性を提示したり、参加者の意見を引き出したりと、ファシリテーターの役割を担います。また、検討プロセスにも介入し、相互の視点や考え方、経営活動への想い顕在化できるよう、議論をサポートします。

実施イメージ

※上記の実施イメージSTEP9までの標準的な期間は6カ月~1年程度です
※検討期間や内容は、各社のご状況やねらいに応じて柔軟に設計いたします

関連ソリューション

中期経営計画策定

戦略上位概念を踏まえた中期経営計画を策定します

教育体系構築

企業戦略に合致し、戦略遂行を支える教育体系策定を指導・支援します

業務改革コンサルテーション

戦略課題の取り組みを目的にして、既存業務の効率化を図ります

MDCVSは、株式会社ビジネスコンサルタントの登録商標です

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