エンゲージメント診断(E21)
弊社が独自に開発したモデルに基づき、組織・職場・仕事に対する従業員エンゲージメントの現状を可視化します。
組織・職場の課題検討に役立つ集計データ、他社との比較データ等をレポートとしてご提供します。
アンケート後はサーベイフィードバックを行うことで、現場を巻き込んだ具体的なエンゲージメント改善施策の立案・実行につなげることができます。
対象者
解決できるお悩み
社員のエンゲージメント状況が高いのか低いのか、実態を把握したい
エンゲージメントサーベイの活用により、社員の「組織」「職場」「仕事」に対する魅力や愛着、働きやすさや働きがいといった観点を、7分野・21項目の質問で可視化します。現場のリアルな声を把握することで、組織の健全性を把握でき、定着率向上に向けた検討材料としても活用することができます。
自社のエンゲージメントレベルが他社と比べてどうなのか知りたい
豊富な導入実績とベンチマークデータにより、他組織との比較が可能です。自社と他組織での回答傾向の違い等をふまえたうえで、自社の強みやエンゲージメント向上に向けた改善点を明確にし、次の施策に活かすことができます。
エンゲージメント向上のために施策を講じてきたが、効果が見られない。次に何をすべきか迷っている
エンゲージメントを高めるには、まず現状の課題を正確に把握することが重要です。
本サービスでは全社・部門/職場・役職・年代別のデータや、高エンゲージメント層の特徴、経年比較など、複数の観点でサーベイ結果をご提示するため、具体的な課題分析が可能です。報告書には、エンゲージメントを高めるための対策例なども掲載しているため、社員の声を反映した具体的なアクションプランの策定に役立てることができます。
サービス概要
調査実績
4年間(2021年~2024年)で、実績社数380社、回答人数およそ15万人の実績があります。
特徴
- アンケートは、現場の知見や実務経験、ポジティブ心理学などの学術的研究に基づいたモデルにより、7つの分野・21項目の質問で構成されています。エンゲージメント向上の要点を客観的に把握することができます。
- 見やすく、現状が分かりやすい報告書を、職場での実践活動のツールとして活用できます。
- 回答者への負担を抑えながら効率的に実施することができます。
7つの分野・21項目で構成された診断モデル
エンゲージメント診断では、エンゲージメントを構成する7分野・21項目のスコアで評価します。報告書には、部門・職場・役職・年代ごとのスコアの結果の比較や、エンゲージメントを高めるポイントの提案が掲載されています。
エンゲージメントとは?
エンゲージメントとは「組織(企業)が目指しているもの」と「個人(社員)が目指しているもの」が一致している状態のことを指します。各個人が、所属する組織・企業、あるいは一緒に働く人々に対して愛着心を感じ、貢献意欲を持って仕事・業務に熱中・集中して取り組んでいる状態ともいえます。
エンゲージメントが高い状態では、社員が「この組織にいれば自分の目指している姿に向かって成長できる」と実感することができ、また「自己実現に向けた行動によって、組織の目指しているビジョン、ミッションの実現に貢献できる」と感じることができます。エンゲージメントの向上は、業務に携わる一人ひとりの働きがいや生きがいを高めることにもつながります。
エンゲージメント状況を多角的に捉えるために

社員のエンゲージメントの状況を多角的に捉えるため、アンケートは「7つの分野」と「3つの絆・つながり」から設計されています。
この図は、それぞれの分野と絆・つながりの関係性を視覚的に整理したものです。
エンゲージメントを高める「7つの分野」
社員の意欲や働きがいに影響を与える要素を、以下の7分野で測定します。
- 事業の将来性イメージ……事業の将来性に対するポジティブなイメージを社員が持てている。組織の理念に共感し、貢献し続けたいと強く思う。
- 仕事の意義・貢献……顧客、組織などに対して、現在または将来への貢献を実感・確信できている。結果、仕事自体に意義を感じることができている。
- 自己成長実感……現在の仕事を通じて成長を実感できている。成長のための機会が組織内に豊富にあり、活用できると感じている。
- 上司の支援……上司からの期待を感じている。自分の努力や貢献を認めてくれている。自身の成長のために指摘や支援も積極的に行ってくれる。
- 人間関係づくり……職場の人々はお互いを気にかけており、組織の中には心から信頼できる人がいる。職場をこえていろいろな人と関係を築けている。
- 多様な働き方の選択……国籍、性別、年齢、健康状況、家庭状況(介護や育児)などに対しても不安にならず、多様な働き方の選択肢を選ぶことができている。
- 処遇の公平感……努力や成果に見合った処遇がなされている。また、一時的な不公平があったとしてもそれを是正できる可能性を感じている。
「3つの絆・つながり」から構造的に分析
「7つの分野」は、「どのような絆・つながりがエンゲージメントを生んでいるか」という視点から、以下の3つに分類されます。構造的に可視化することで、エンゲージメントの状態を正確に捉え、課題の特定と優先順位付けが可能になります。
- 組織と個人の絆・つながり……将来の発展や理念への共感、働きやすさ、公平な評価をエンゲージメントの源泉と感じる
- 仕事と個人の絆・つながり……仕事を通じての貢献・成長の実感をエンゲージメントの源泉と感じる
- 職場と個人の絆・つながり……上司や一緒に働く人々との良好な関係をエンゲージメントの源泉と感じる
ひと目で分かりやすい報告書
調査結果をまとめた報告書は色分けされ、課題となるポイントが見つけやすく表現されています。
自社の傾向がひと目で分かる結果概要
全体平均に加えて、所属別・質問項目別のスコアや、役職・職種・年齢などの属性ごとの傾向も可視化しています。
結果概要から組織の具体的な課題や強みを明確に把握することができます。
高エンゲージメント人材群とそれ以外の人材群の比較から重点項目を抽出
エンゲージメントが高い従業員とそれ以外の従業員のスコア差を、回答数およびばらつきを加味して算出しています。
差が大きい項目の上位3つを、エンゲージメント向上のための重点指標としてご提案しています。これら3つの項目に優先的に取り組むことで、効果的な改善施策につながります。
エンゲージメントを高めるポイントの対策例(処方箋)の提案
エンゲージメント診断の結果から、貴社のエンゲージメント向上に必要なポイント、対策について制度/ライン(上司)/人材開発/本人に対して提言します。
組織の課題解決に向けた効果的な議論の場づくり:サーベイフィードバック
調査後に実施する「サーベイフィードバック」では、結果を確認するとともに、報告書をもとにした議論を行い、改善策を検討します。BCon®のコンサルタントがファシリテーションを担い、より効果的な議論をサポートします。
展開ステップのイメージ
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お客様・BCon®
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- 調査・診断の目的と進め方の確認
- アンケート活用方法の確認:調査結果の報告対象や実施時期などを確認
- オプションの検討:調査目的に応じたオプションの検討
※追加分析、自由記入方式によるコメントの収集など - 報告書構成の確認
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お客様
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- 社内関係各所への調整・案内:調査・診断の実施に向けた、関係部署等との調整
- アンケートの実施:ウェブフォームまたは紙媒体での配布・回答
※基本はウェブフォームで実施
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BCon®
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- 結果分析:回収されたアンケート結果の集計、分析
- 報告書作成:調査結果をまとめた報告書を作成
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お客様・BCon®
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- 経営幹部への結果の開示・報告書の提供
※部門・役職別にコメントを行い、比較することも可能です。 - サーベイフィードバックの実施:報告書をもとに調査結果を分析し、現状を把握。議論を行い、改善施策を検討。
※BCon®は議論のファシリテーションを行い、調査結果の適切な理解と、効果的な議論を支援します。
- 経営幹部への結果の開示・報告書の提供
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お客様
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- 施策の実行:サーベイフィードバックでの議論から検討された施策を実行
※管理職が参加するサーベイフィードバックの実施後は、各管理職が中心となって各職場に展開していただきます。役職別・部署別での議論等について支援が必要な場合はお問い合わせください。
- 施策の実行:サーベイフィードバックでの議論から検討された施策を実行
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