プロジェクト計画手法研修
プロジェクトの成否は、実行段階に入る前の計画の質に大きく左右されます。開始前の検討が不十分なまま進めると、必要な作業の抜け漏れや関係者間の認識のズレが生じ、後になって手戻りや遅延、調整負荷の増大につながります。
本研修では、プロジェクトの立上げ・計画から実行プロセスまでを体系的に理解し、実行可能で抜け・漏れのないプロジェクト計画を自ら作成する力を養います。ケース学習を通じて、目的・成果物・前提条件の整理から、WBS、スケジュール、役割分担、リスク対応への具体化まで、計画立案のプロセスを実践的に学びます。
主なねらい
プロジェクトマネジメントの基本的な流れと考え方を学習する
プロジェクトを「思いつき」や「場当たり的な判断」で進めるのではなく、要求事項の確認から計画、実行、管理、終結に至るまでの一連の流れを体系的に理解します。
プロジェクト計画手法を習得する
プロジェクトの成否を左右する「立上げ」と「計画」に焦点を当て、目標設定、前提条件の整理、WBS(業務分解体系図)・スケジュール作成、収益性・リスクの検討といった主要な計画手法をケース演習を通じて実践的に学びます。
プロジェクトマネジャーとしての基本姿勢を身に付ける
プロジェクトマネジャーには、手法やツールに加え、曖昧な要求を確認し、リスクを先読みし、関係者と合意形成を図るといった、プロジェクトを成功に導くための基本的な思考態度・行動原則が求められます。
プログラム概要
こんな困りごとはありませんか?
- プロジェクトが始まってから「そんな話は聞いていない」「前提が違う」と言われることが多い
- 目的やゴールが曖昧なまま、作業だけが先行してしまう
- スケジュールや工数が、後から大きくズレることが常態化している
- リスクは気になっているが、体系的に整理・対策できていない
- 計画書を作っても、形だけで実行に活きていないと感じている
対象者
- プロジェクトマネージャー
- プロジェクトリーダー及び候補者
主な内容
以下は、プロジェクト計画を立てる際の基本ステップをまとめたものです。プロジェクトの課題や目標、前提を明確にし、WBSやスケジュールを整理しながら、成果達成に向けて立上げ・計画していく流れを示しています。PMBOKなどのプロジェクトマネジメントの考え方を参考に、実務で活用しやすい形で整理しています。
STEP0:要求事項の確認
顧客要求を整理し、曖昧さや認識のズレを可視化する重要性を理解する。
STEP1:問題の明確化と希望する姿の設定
現状の課題と背景を整理し、「現状の問題」と「目指すべき状態」を言語化する。
STEP2:プロジェクト・ステートメントの作成
プロジェクトの目的・範囲・前提を簡潔にまとめ、関係者と共有できる基本方針を策定する。
STEP3:プロジェクト目標の明確化
成果物・達成条件・評価基準を明確にし、成功の定義を具体化する。
STEP4:前提・事実・推定リストの整理
事実と仮定を切り分け、後工程での手戻りやトラブルを防ぐための前提条件を整理する。
STEP5:プロジェクト・ライフサイクル
プロジェクト全体の流れを整理し、フェーズごとの目的と成果を明確にする。
STEP6:WBSの作成
作業を構造的に分解し、抜け・漏れのない業務全体像を可視化する。
STEP7:スケジュール作成
作業順序・所要期間・制約条件を踏まえ、現実的で管理可能なスケジュールを作成する。
STEP8:収益性の検討
効果性と経費の観点から、プロジェクトの妥当性・採算性を検討する。
STEP9:リスク管理と予防策・対応策の検討
想定されるリスクを洗い出し、発生前の予防策と発生時の対応策を整理する。
実施イメージ
2日版研修の実施イメージ
※日数や内容は、各社のご状況やねらいに応じて柔軟に設計いたします。お気軽にご相談ください。
このサービスに関心がある方は下記よりお問い合わせください。
このサービスについて相談をしたい