ロジカルシンキング研修
成果を上げるリーダーや、職場の主力となる中堅社員に不可欠なロジカルシンキングのスキルを、実践的な研修で体系的に習得。
「論理的に考える・伝える・理解する力」を高めることで、的確な判断と意思決定を行い、自信を持ってマネジメントに臨める人材の育成をします。
ビジネスにおける意思決定力や課題解決能力の獲得といった個人の成長はもちろん、業務改善やコミュニケーション効率化の基盤をつくり、組織力の強化にも役立てられるプログラムです。
対象者
主なねらい
課題の「本質」を見極める力を獲得する
ロジカルシンキング(論理的思考)の基礎を体系的に学び、ビジネスや職場における課題の背景や構造を捉える力を習得。目的(ゴール、あるべき姿)の実現に向けた具体的施策を検討するための基礎を整えます。
多面的に捉え、整理・分析する力を養う
思い込みにとらわれず、客観的なデータと多面的な視点から状況を捉え、冷静に整理・分析。判断材料に基づいた説得力のある論理的な意思決定を行い、周囲との合意形成を図る力につなげます。
構造的に問題を捉える力を強化する
目の前の問題にとどまらず、その背景にある構造や根本的な原因を捉える力を磨きます。表面的・場当たり的な解決策ではなく、根本的な課題解決に導くための深い思考力を養います。
プログラム概要
ビジネスで求められるロジカルシンキングとは「前提・目的・目標を明確にして、それを実現する手段等を関係者が理解できるように、分かりやすく説明する」ための力です。
本プログラムでは、基本となる「論理的に思考する力」を身につけたうえで、職場での実践につなげるため、効果的なコミュニケーションに不可欠な「書く力(ロジカルライティング)」「話す・聞く力(ロジカルコミュニケーション)」も併せて強化します。
主な内容
ビジネスで求められるロジカルシンキングを体系的に学習
現場での実践を前提に、基本から応用まで段階的に学びます。基本となる理論や概念の理解に加え、さまざまな演習を通じて論理的思考とそのスキルを実践的に学ぶことで「ビジネスの現場で活用できる力」を身につけます。
プログラムの特徴
課題に応じた3つの研修で、基礎から応用・実践まで
本プログラムでは「考える力(ロジカルシンキング)」「書く力(ロジカルライティング)」「話す力・聞く力(ロジカルコミュニケーション)」の3つの力を、基礎から応用・実践まで段階的に身につけることができます。ロジカルシンキングを基本とした3つの研修で構成されており、ビジネスの現場で活用できる実践力の養成を目的としています。各研修では、演習題材によるトレーニングに加え、受講者自身の業務上のテーマや課題を整理し、職場で活用するための実践的な課題に取り組みます。
考える力
ロジカルシンキング研修(2日間)
研修の目的
① 論理的に考えるため「基本の型」を習得する
② 多面的に物事を捉えるスキルを身につける
③ 深く掘り下げて考えるスキルを身につける
書く力
ロジカルライティング研修(1日)
研修の目的
① 論理的な構成を意識した文章作成スキルを身につける
② 文書の基本原則を理解・習得する
話す力・聞く力
ロジカルコミュニケーション研修(1日)
研修の目的
① 論理的(事実と推論を分けて)に聞くスキルを身につける
② 分かりやすく伝えるスキルを身につける
③ 話の趣旨と意図を理解し、整理するスキルを身につける
※受講者ごとの課題や研修の導入目的などに応じて、一部研修のみ実施することも可能です。
実施イメージ
考える力:ロジカルシンキング研修(2日間)
- オリエンテーション
▹ 論理とは何かについての理解する - 「分ける力」
▹ MECEを意識し目的に応じて分ける方法を身につける
▹ 用途に応じた分け方の例を学ぶ
▹ ロジックツリーを活用して体系的に情報を整理する方法を理解する - 「並べる力」
▹ 分けた情報を目的に応じて並べる方法を身につける - 「つなげる力」
▹ 目的に応じて情報と情報をつなぐ方法・関連づける方法を学ぶ - 職場実践のための計画
▹ 研修の振り返り(仕事への活用方法を検討する)
書く力:ロジカルライティング研修(1日)
- オリエンテーション
▹ 書く力を高めるために必要なことを理解する - 「構成する力」
▹ 三角ロジック(主張・事実・論拠)を理解し論理展開の基本形式を理解する
▹ ロジックツリー(so-what、why-so)を理解し、主張と根拠の関係を整理する力を身につける
▹ 演繹的・帰納的の思考を学習し、論理的な構成力を高める - 「理解しやすい文章の基本原則」
▹ 分かりやすい、読みやすい文書を作成するための基本原則を理解し身につける - 職場実践のための計画
▹ 研修の振り返り(仕事への活用方法を検討する)
話す力・聞く力:ロジカルコミュニケーション研修(1日)
- オリエンテーション
▹ 話す・聞く力を高めるために必要なことを理解する - 「聞く力」
▹ 論理的に相手の話を聞くポイントを理解する - 「話す力」
▹ 短い時間で要点を絞って分かりやすく伝える方法を身につける
▹ ストーリー化を理解し、伝える力を高める - 総合演習
▹ ロジカルシンキング・ライティングも生かして、スキルの習熟を図る - 職場実践のための計画
▹研修の振り返り(仕事への活用方法を検討する)
よくある質問
- 「ロジカルシンキング」は、ビジネスのどのような場面で役立つのでしょうか?
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組織内での日常的なコミュニケーション(報連相)、会議での発言や調整、資料作成、チームマネジメントなど、業務のあらゆる場面で効果を発揮します。
「考えが整理できない」「伝えたいことが伝わらない」といった悩みを根本から改善。「問題の原因を的確に捉える」「要点を整理して伝える」「相手の考えや意見を論理的に聞き、把握する」ロジカルシンキングの手法は、ビジネスにおけるコミュニケーションの質を向上します。
- 習得にはどのくらいの時間がかかりますか?
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各研修は1〜2日間で構成しています。効率的な構成で集中して学び、テーマに応じた演習とともに、それぞれの職場での活用を前提とした実践的な取り組みを行います。
習得には個人差がありますが、短期間で効率的に学び、職場で活用しながら身につけられるよう構成しています。
- 自社の業種や、受講者の職種に合わせた内容にできますか?
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はい、対応が可能です。ロジカルシンキングの基礎と汎用的な手法を押さえながら、それぞれの業務や課題に応じた演習内容や、職場実践のためのトレーニングを研修に含むことができます。
- オンラインでも受講できますか?
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はい、オンライン/対面(会場受講)いづれにも対応しています。オンラインでも演習での取り組みや講師との対話をしっかりと行えるよう設計されており、受講者の状況に合わせて実施できます。複数拠点での導入も可能です。
このサービスに関心がある方は以下よりお問い合わせください。 各研修のより詳しい内容や、具体的なタイムテーブルをまとめた資料もご用意しています。
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