
「よかれと思って……」に潜むリスク。今、気をつけたい職場環境のあり方
新型コロナウイルスがビジネスに与える影響が拡大する今、潜在的なリスクにも目を向ける必要があります。
このコラムでは、業績回復に取り組む組織が気をつけておきたい「職場環境のあり方」と、改善施策を検討する上でのポイントを整理します。
「SDGs」「サステイナブル」という言葉がキーワードとなっていますが、なぜ今必要とされているのか、具体的に何をしたらよいのでしょうか?
こちらでわかりやすく解説します!
■SDGsとは、 2015年9月の国連サミットで定められた「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を指します。
その内容は2030年までに解決すべき課題に対する【持続可能な開発目標】で、世界共通で17の目標、169のターゲット、232の指標があります。
■17の目標は「生物圏」「社会」「経済」そして「パートナーシップ」にカテゴライズされ、国、企業、個人、一人ひとりが協力して目標に対して取り組んでいきます。
■企業がSDGsに取り組む必要がある3つの理由
1.持続可能でない状態
人口増加・地球温暖化により、これまでのビジネスが持続可能でない状態になってしまっている
2.ビジネス評価の変化
今まで :大量生産・大量消費・大量廃棄してきた
これから:地球環境・社会問題を解決するビジネスが評価・投資される
3.サプライチェーンから外されるリスク
安くて良いだけではなく、環境・地球に貢献できることが選択の基準となってきており、
SDGsに貢献できるサービスが選ばれている
■SDGsを経営に取り入れるための2つの考え方
1.バックキャスティングの思考を取り入れる
未来のビジョンを描き、その実現に向けて考えること
2.SDGsをマイルストーンと考える
SDGsはゴールではなく、サステイナブルビジョンを実現するための、2030年までの活動目標とすること
■4つのステップ(ABCDプロセス)を活用する
A:気付きとビジョン作り
B:現状分析
C:創造的な解決策の検討
D:優先順位の決定、ロードマップ、アクションプランの作成
■4つのステップを進める上での留意点
1.「行ったり来たり」を繰り返す
各ステップにおいて一度作成したから終わりではなく、4つのステップを行ったり来たりしながら再度検討すること
2.専門知識を持ったファシリテーターが討議を行う
■下記URLより、弊社関連サイトにリンクします
http://goodbusiness.jp/4-root-causes-of-unsustainability/
「バックキャスティング戦略立案のステップと成功のポイント」動画内でご案内した【持続可能性4原則8項目】について、詳しくご紹介しています。
持続可能性4原則8項目は、サステイナブル経営を実現するためのビジョンと成功の柱を描くポイントの1つです。ぜひ参考にしてください。
これまでSDGs、バックキャスティング戦略立案についてお伝えしました。
本動画では、それらを取り入れたサステイナブル経営を成功に導く5つのポイントについてお伝えします。
■サステイナブル経営を成功に導く5つのポイントとは
1.大きな絵(ビッグピクチャー)を共有すること
・人々は世界をありのまま見ているのではなく、見たいように見ている
・今の時代認識、今地球で何が起きているのかを科学的知見に基づきシンプルに共有する
・システムで考えることによって、気付づいていなかったことが見え、サステイナブル経営に向けてのチャンスが見つかる
2.ゴールを「望ましい」表現で語ること
・ポジティブな表現
・「環境を破壊してはいけない」ではなく、「青空を取り戻す」
・「私は悪夢から脱却したい」ではなく、「私には夢がある」
3.トップがコミットすること
・どうすればいい のかは分からなくても、「実践する」と社内外に宣言をして、その宣言にコミットする
・「実践する」と宣言し、巻き込み、働き掛かけると「こうしたらどう ですか」と提案や知恵は 集まる
・今まで予想もしなかったダイナミックスが生じ、実際には 道が見つかる
4.短期と長期のバランスを取ること
・今がなければ、明日はない。戦略的資源配分と移行計画
・頑張れば短時間にできること、頑張ってもある一定の時間が掛かかるものがある。常にテクノロジーの動向もを見逃さない
・短期と長期のどちらも評価できる仕組みづくりを行う
5.社会関係資本が高い組織をつくり、社外との緩やかなつながりを持もつこと
・直感と感性が刺激され、「面白い!やって取り組んでみたい!」と思える取り組みを用意する
・間違いや失敗を歓迎する姿勢を持もつ
・社外の視点を組織に取り込む
サステイナブル(SDGs)動画が、皆さんの活動のお役に立てれば幸いです。
組織開発や人材開発の最新の情報やソリューションのご案内をお送りしています。
新型コロナウイルスがビジネスに与える影響が拡大する今、潜在的なリスクにも目を向ける必要があります。
このコラムでは、業績回復に取り組む組織が気をつけておきたい「職場環境のあり方」と、改善施策を検討する上でのポイントを整理します。
毎年、5月にはATD(Association for Talent Development)という人材育成に関する世界中の専門家が集まるカンファレンスがあります。2020年はコロナの感染拡大防止のため、急遽6月第1週に「バーチャルカンファレンス」の形で実施されました。
数回にわたり、ATD Virtual Conferenceで学んだ内容をお届けしていきます。
今回は2回目のレポートです。
不確実なことに満ちている世界で、企業のリーダー、市民、政治家、医療従事者など皆が動揺しながらも、なんとか踏ん張ろうと努力しています。
BConでは多様な人たちと共に、それぞれの専門性や強みを活かし、力を合わせることで、人類が対処すべき難局を乗り越えていきたいと願っています。
そこで、特に私たちと関わりのある研究者や専門家からその知恵を、そしてエールを送って頂きました。
日本および世界の人々を勇気づける、または活動を方向付ける助けになるメッセージを発信していきます。
ここでは、カール=ヘンリク・ロベール博士、アンデシュ・ヴィークマン氏、カリン・ボーディン氏ら3人の専門家からのメッセージをご紹介します。
サステイナビリティとは「持続可能性」。
ビジネスにおいては、地球環境・社会・経済活動という3つの観点すべてにおいて「持続可能な状態」を実現する経営が、今後の企業の競争優位性を左右します。このページでは、サステイナブル経営の概要と、実践する上でのポイントをご紹介します。
不確実なことに満ちている世界で、企業のリーダー、市民、政治家、医療従事者など皆が動揺しながらも、なんとか踏ん張ろうと努力しています。
BConでは多様な人たちと共に、それぞれの専門性や強みを活かし、力を合わせることで、人類が対処すべき難局を乗り越えていきたいと願っています。
そこで、特に私たちと関わりのある研究者や専門家からその知恵を、そしてエールを送って頂きました。
日本および世界の人々を勇気づける、または活動を方向付ける助けになるメッセージを発信していきます。
不確実なことに満ちている世界で、企業のリーダー、市民、政治家、医療従事者など皆が動揺しながらも、なんとか踏ん張ろうと努力しています。
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そこで、特に私たちと関わりのある研究者や専門家からその知恵を、そしてエールを送って頂きました。
日本および世界の人々を勇気づける、または活動を方向付ける助けになるメッセージを発信していきます。