業務改革・業務改善【BCon®動画】

「働き方改革」というとイメージするのが、「残業削減」や「生産性向上」です。
しかし、それだけでは解決につながりません。
業務改善・業務改革を職場だけでなく、会社全体で抜本的に取り組む必要があります。

・働き方改革を組織全体に浸透させるには
・理想的な職場を目指すための具体的な取り組み方法とは

「業務改善・業務改革」へのアプローチのヒントを動画でご紹介します。

目次
    株式会社ビジネスコンサルタント

    株式会社ビジネスコンサルタント

    組織づくり・人づくりを支援する専門家集団として、組織開発や人材育成に関する情報を発信しています。Well-being経営の共創パートナーを目指し、現場で役立つ知見や実践事例をわかりやすくお届けします。

    働き方改革の基本コンセプト

    働き方改革の基本コンセプトの概要

    働き方改革を組織全体に浸透させるには、

    • 生産性革命:社内の文化や社員の意識変革、業務改善など経営の抜本的見直し
    • well-being(ウェルビーイング):社員が働く喜び・生きる幸せを感じられる職場づくり

    という2つの側面のバランスが必要です。

    そしてもう一つ大事なものが経営トップのリーダーシップです。

    働き方改革の基本コンセプトの動画では、上記の内容についてご説明します。

    生産性向上のための3つのアプローチ

    生産性向上のための3つのアプローチの概要

    生産性革命・生産性向上のためには3つのアプローチが必要と考えています。

    • 部門レベルでのアプローチ
      【業務改善と改革】:”業務体制”, “組織体制”, “リソース” ⇒ 業務量の削除
    • 職場・組織・業界レベルでのアプローチ
      【職場のパラダイム変革】:”組織文化”, “組織風土”, “雰囲気” ⇒ 固定概念の変革
    • 個人レベルでのアプローチ
      【タイムマネジメント】:”個人の意識”, “能力”, “スキル”  ⇒ 時間の使い方、仕事の進め方の変革

    この3のアプローチを様々な職場、様々な角度からアプローチすることで生産性を向上に取り組んでいきます。

    組織風土のパラダイム変革の概要

    組織風土のパラダイム変革の概要

    理想的な職場を目指すためには、パラダイムを時代に合わせて変えていく必要があります。

    パラダイムというのは、固定観念・思い込み・枠組みです。

    例えば、残業の多い職場では

    • 残業している人が評価される
    • 早く帰ると評価が下がる
    • 早く帰りにくい雰囲気がある

    といったパラダイムが潜んでいます。

    これを就業時間内で仕事が終わる職場にするためには

    • 就業時間内に仕事を終わらせる人が評価される
    • 定時退社しやすい雰囲気がある

    というパラダイムに変えていく必要があります。

    パラダイム変革は職場レベル・組織レベル・業界レベルで取り組んでいく必要があり、経営レベルの意思決定も求められます。

    業務改革・改善

    業務改革・改善の概要

    生産性を向上させるためには、業務改革・業務改善に取り組む必要があります。

    【業務改革・業務改善・生産性とは】

    • 業務改善:日々取り組んでいる地道な活動
    • 業務改革:業務を総点検し、抜本的に取り組む活動
    • 生産性=アウトプット(成果・結果)÷インプット(時間・人員)

    ※少ないインプットで多くのアウトプットを出せる状態のことを生産性が高い状態といいます

    【業務改革・改善の基本的な考え方】

    • 貢献度の低い業務を思い切って”やめる・きる・へらす”
    • 新規業務への取り組み、重要業務を強化

    【業務改革を進める順序】

    1.  廃止・削減
    2. 標準化・簡素化
    3. 業務分担
    4. システム化

    この順序で考えることで意味のある業務改革が行えます。

     

    今後公開予定の動画一覧

    • well-being(ウェルビーイング)

    BConは、株式会社ビジネスコンサルタントの登録商標です

    メールマガジンを登録

    組織開発や人材開発の最新の情報やソリューションのご案内をお送りしています。

    オススメのコラム

    New!

    若手育成の効果的な方法とは?最新調査から見える課題と解決策を紹介

    「若手社員の育て方を変える必要がありそうだが、具体的にどうすればよいかわからない」「任せられる仕事が増え、これから活躍を期待したいというときに辞めてしまう」そんな悩みを抱える人事担当者や管理職は少なくありません。
    明確な問題が表面化しているわけではないものの、若手の育成や定着に不安を感じ、早めに若手社員に対して手を打ちたいと考える組織が増えています。

    本コラムでは、若手社員の育成における悩み、最新の傾向と課題、そして若手育成のポイントと具体的な方法についてご紹介します。

    【現場任せから脱却】新人・若手が定着する「OJTトレーナー研修」

    新人・若手社員が「相談しづらい」「十分にサポートをもらえない」と感じる職場環境は、早期離職を招く大きな要因の一つになります。その一方で、先輩社員・管理職もまた、価値観の多様化が進む世代に対して、どのような接し方や指導が適切なのかが分からず戸惑っているのではないでしょうか。いま求められるのは、「教える力」と「関係を築く力」を兼ね備えたOJTトレーナーの育成です。

    本記事では、OJTを通じて新人・若手社員の成長と定着を実現するためのスキルとその啓発方法を解説します。知識やスキルを教えるだけに止まらず「信頼を育む」OJTへ。組織全体で新人・若手社員を支える仕組みづくりを進めましょう。

    信頼される組織の鍵は「インテグリティ」―コンプライアンス浸透のその先へ

    ガバナンスの体制づくりやルールの徹底といったコンプライアンス浸透に長年取り組みながらも、不正や不祥事、ハラスメント等の課題に悩む組織は少なくありません。これからの信頼される組織づくりのためには、視点を変えて「インテグリティ」を高めることが有効です。

    本ページでは、インテグリティとは何か、インテグリティ向上がなぜ信頼される組織づくりと組織の持続的成長につながるのかをご紹介します。