BCon® SDGsファミリーデイを開催しました!

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BCon ファミリーデイ2019 集合写真

2019年3月24日に、弊社社員とその家族を対象に「SDGs ファミリーデイ」を開催しました。

今回の試みは、弊社で推進しているサステイナビリティの取り組みの一環です。初めてにもかかわらず、大人47名、子ども35名の計82名が参加しました。

まだ私たちの日常生活においては、「サステイナビリティ」や「SDGs」といった言葉は身近ではありません。そこでイベントでは、サステイナビリティやSDGsについて楽しく学び、実感しながら、社員の家族にビジネスコンサルタントという会社についても知ってもらおうと、さまざまなセッションを企画しました。

それでは、当日の様子をご紹介していきましょう。

目次

    ワークショップ:「ぼくたち・わたしたちの地球と未来を考えよう」

    BCon ファミリーデイ2019 ワークショップ中の様子

    午前中は「ぼくたち・わたしたちの地球と未来を考えよう」をテーマにワークショップを行いました。ここでは、今の地球がいったいどんな状態にあるのかをファシリテーターから解説し、SDGsの17の目標を子どもたち向けに紹介する動画を見ました。

    その後、参加者はグループごとに割り当てられたSDGsのゴールについて、現実に起こりうる問題を解決する方法を考える、というグループワークを行いました。出てきたアイデアの中には、例えば、SDG6:「安全な水とトイレを世界中に」で衛生管理のために水を使いすぎて飲料水が枯渇しそうになったというケースへの解決策として、「手洗い・うがいをした水を綺麗にしてくれるロボット」、「手洗い・うがいをしなくても良い料理を考える」などさまざまなアイデアが親子で話し合いながら、出てきていました。

    ランチタイム:海を守って獲られた魚をおいしく食べよう!

    BCon ファミリーデイ2019 ランチタイム1

    ランチタイムは、みんなで「サステイナブル・シーフード」を使った料理を頂きました。サステイナブル・シーフードとは、将来も魚を食べ続けられるように、魚の獲りすぎをせず、自然を傷つけない方法で獲られた海産物です。持続可能で自然に配慮した漁業で獲られた天然水産物のための認証制度を管理・促進するMSC(海洋管理協議会)日本事務所の鈴木允さん(役職等は2019年3月現在のもの)をお招きし、水産資源の現状や、認証のされたシーフードを選ぶ意義を学んだうえで、おいしく完食です!

    BCon ファミリーデイ2019 ランチタイム2

    子ども向けミニセッション:いのちの持続性「誕生学」

    BCon ファミリーデイ2019 誕生学

    SDGsターゲット「3:すべての人に健康と福祉を」「4:質の高い教育をみんなに」「5:ジェンダー平等を実現しよう」に該当する、「いのちの持続性 『誕生学』」をミニセッションとして行いました。⼦どもたちを対象に「いのち」のはじまり、つながり、そして「いのち」の⼤切さを伝えました。⾃分たちがどのように⽣まれてきたかについて、みな興味津々でした。

    お絵描きワーク「黄色い道」 ファシリテーター:版画家 蟹江杏さん

    BCon ファミリーデイ2019 あんずちゃんワークショップ

    「あんずちゃん」こと、蟹江杏さんをお招きして「地球のどこかにある、夢の街を作ろう」をテーマに、お絵描きワークが始まりました。版画家である蟹江さんは、アート活動を通じてSDGsを伝える活動をされています。

    真っ白な紙をつなげて作ったキャンパスに、あんずちゃんが黄色の絵の具で光の道を作ります。子どもたちはどんな街を作ろうかと興味津々!道ができたら街づくりのスタートです!色鉛筆やクレヨンを使って、自由に描いていきます。カラフルな色を使い、お城や潜水艦のお家などみんなユニークですね。大人も子どもたちに交じって素敵な絵を完成することができました。

    無事につながった絵を見て、あんずちゃんが一言、「このままじゃ他のお友達の街に行くことができないね。みんなの街に遊びにいくにはどうしたらいいかな」

    子どもたちはバスや飛行機を描き加えたり、折り紙を使い立体的に作り始めました。みんなの街に行き来できるアクセスが整って街が完成です。

    蟹江さん、子どもたちに素敵な時間をありがとうございました。

    クイズラリー:サステイナビリティや会社のことを知ろう!

    BCon ファミリーデイ2019 クイズラリー1

    みんなでお絵描きワークが終わった後は、ガイド付きで親子共同の社内クイズラリーの時間です。日頃、お父さんやお母さんの働いている職場を初めて見学することもあり、子どもたちはワクワクです。いざ、社内クイズラリ―スタート!

    社内の各クイズスポットでは、受付にあるインターフェイス社のタイルカーペットに実際に触ってみたり、普段の職場のゴミの仕分けなどを間近に見て、SDGsが日々の生活の中で家庭でも取り組めることだと体験を通じて学習してもらいました。

    東京駅を望むことができる休憩スペースからは新幹線が良く見えて、子どもたちは大喜びでした。

    ゴール地点では、帰ってきた子どもたち一人ひとりに景品のお菓子をプレゼントしました。

    ※インターフェイス社は、タイルカーペットの業界において、トップシェアを誇る企業です。サステイナブル戦略を実践していることでも知られています。
    関連記事:環境への負荷ゼロを目指す タイルカーペット世界一 インターフェイスのサステナビリティ戦略【1】

    おわりに

    今回のファミリーデイは、予想を上回る多くの社員そしてその家族の皆さんが参加してくれました。

    参加者からは、以下のような感想をもらいました。

    • とても有意義な時間でした。家に帰った後、子どもたちが部屋の電気がつけっぱなしになっているのを見て、「地球が元気じゃなくなっちゃうよ」と言って消しに行っていました。こうやって世の中変わっていくんだと感じました。
    • 子どもと一緒に大変楽しく過ごさせて頂きました!家に帰ってから「ゴミを分けないと、地球が元気じゃなくなるよ」と子どもが言っているのを聞いて、こういう活動の重要性を再認識しました。
    • 家族も一緒につながることができる会社っていいなと改めて思いました。
    • とても楽しかったようです。普段お父さんがどこで仕事してるのか見れて良かったとのことです。
    • 企業だけでなく、国民がSDGsへの興味や理解を深めていくために、実際に家族が働いている職場での取り組みを知ることは、学習の大切な機会になると思いました。
    • 子どもが大人になった時にどういう環境を生きることになるかを考えると、今まで以上により切実で危機的だという感覚を持ちました。また、MSC認証の話は外部の方ということもあり、リアルに循環型の漁業の必要性を感じました。

    参加してくれた中には、SDGsをしっかり理解することはまだ難しいような低年齢の子どもも多かった一方で、さっそく行動に移してくれた家族もいたことに嬉しく思いました。

    今回のイベントでは、大人も子どもも一緒に学び、楽しむことで、二重の効果があったと感じました。

    • 自分と子どもたちの未来のために、日常生活の中で、SDGsにつながる行動をしていくきっかけづくりになる
    • 普段どんなところで、どんな人と一緒に働いているのかを知って、家族に喜んでもらえた。そのことがまた社員の喜びにもつながっている

    SDGsを自分ごとにして、サステイナブルな社会づくりに向けて一人ひとりが行動できるような取り組みを、これからも続けてまいります。

    なお本イベントは、ビジネスコンサルタント社内で「私たち自身がサステイナビリティ・SDGsを実践するアイデア」を募集し、応募企画の中で最も評価の高かったアイデアを実行したものです。
    「自社でもこういった取り組みを実施してみたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
    ご希望でしたら、今回のイベントの運営スタッフから企画から準備、当日運営のポイントなどを情報提供させていただくことも可能です。