近年、SDGs(国連持続可能な開発目標)やESG投資が広く知られるようになり、企業は環境問題や社会課題へ積極的に関わることを期待されるようになりました。事業を通してそれらの課題に取り組むことは、企業にとって変革を伴い、大きなチャレンジです。しかし同時に新たなビジネスチャンスを生み出しつつあります。
またCOVID-19に端を発する変化は、ビジネスにおいてデジタル化やテレワークの導入を急速に後押しし、組織のあり方・人々の働き方を大きく変えようとしています。
これらの大きな変化の波を乗り越え、成長していくために企業は今どんなことに取り組んだらよいのか。
私たちは、誰も経験したことがない大きな変化を乗り越えていくために、組織変革・人材育成に必要となる観点とその最新情報をお届けするために「BCon オンラインフォーラム2021」を開催することといたしました。
同志社大学大学院ビジネス研究科教授。経営戦略、組織、リーダーシップが専門。同志社大学Well-being研究センター長、日本グローバルコンパクト・アカデミックネットワーク(J-GCAN)会長。
妙心寺退蔵院 副住職。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出され、同年より「日米リーダーシッププログラム」フェローに就任。2018年より米・スタンフォード大客員講師。2019年文化庁長官表彰(文化庁)、重光賞(ボストン日本協会)受賞。2021年より(株)ブイキューブ社外監査役。
飯塚 まり氏
この1年は働き方が多様化し、コミュニケーションの取り方、休暇の過ごし方など大きく変貌し、生きることや働くことの意味を見つめなおした方が多かったのではないでしょうか。
Well-being 抜きでは、採用戦略や従業員の満足度、仕事へのエンゲージメントは語れません。幸せな社員は企業業績を向上させるという研究結果も出てきたことでもはやWell-beingが組織や人材のマネジメントに組み込まれていく流れは止まらないでしょう。
今回は、同志社大学 Well-being 研究センターのセンター長の飯塚まり教授にそもそもWell-beingとはいったい何なのか、今を生きる人にとってどういった意味をもつのかについてお話しいただきます。
松山 大耕氏
情報化社会の真っただ中にいる私たちの周りには情報があふれかえっています。同時に簡単に情報が手に入る世の中になりましたが、あらゆる面で均質化がおこり、差別化が難しい時代になりました。
このような社会情勢の中、差を生み出すのはデータに表れないさまざまな事象を読み解く『気づく力』です。AIやアルゴリズムが支配的になる現代において、人間のもつ『気づく力』がイノベーションの源泉になると同時に、気づきを導く力こそがリーダーに最も必要な能力になるのではないかと考えています。
『気づく力』をどうやって醸成するのか。『気づかせる』ためには何が必要なのか。
1000年前から日本に根付く禅の修行や教えの中からそのヒントを探ります。
藤井 包起
土屋 智正
経営幹部人事・人材開発
コロナ禍における事業環境変化を事業成長の機会と捉えてイノベーションを進めていくことが求められています。
そのためには何を言っても受け入れられる、罰せられるような心配もない、そんな心理的に安全な職場環境を創ることが必要です。
次に、一人ひとりが職場の中でWell-Beingを実現できる状態を目指していくことが必要です。
本セミナーでは上記における科学的かつ実践的なアプローチ方法を紹介します。
内藤 康成
経営幹部経営企画
「脱炭素」に舵が切られ、サステイナビリティ、SDGsは経営戦略において外せない大前提となりました。
一方で、重要性は理解できるものの、具体的な取り組みや自社のビジネスへのつながりを持たせることが課題になっています。
正しく理解し、先行して取り組むことで、先行者利益を獲得する「攻めの戦略」につなげるポイントをご案内します。
川本 芳裕
新井 澄人
経営幹部組織開発部人事・人材開発
さまざまな組織開発(OD)の定義を振り返りながら、時代の変化に合わせた組織開発の在り方、デジタルツールを活用した組織開発の事例を、実践するためのポイントと合わせてご紹介します。
あわせて、デジタル時代において組織開発が効果的に推進することのできる組織の特徴についても考察します。
【当日はスマートフォンを活用致します。お手元にご準備ください。】
川本 芳裕
経営幹部経営企画
企業の持続性のためには、「連続してイノベーションを起こすことが出来る」組織が求められます。
今回のセミナーでは、既存事業に適した「安定」した組織から、イノベーションを生み出す「変化に柔軟な」組織に変革を行うための組織運営づくりに向けた本質をご紹介します。
瀬戸 貴士
中島 基貴
経営幹部人事・人材開発
ニューノーマル時代ではこれまでの組織運営から新たな組織運営へと大きく変化を求められています。
その中で、人材に期待されることは、各自が自律し、能動的に活動することです。
本セミナーでは新たな時代における自律型人材の定義、育成のデザインをご案内します。
新井 澄人
経営幹部営業教育営業企画人事・人材開発
「皆さん、研修は何のために実施していますか?」
私たちは成果に繋げるためだと考えています。成果を生み出すことから逆算したラーニングデザイン、テクノロジーを駆使したデータ活用、アジャイルなPDCA、組織的な展開により、より効果的な学習・人材育成のあり方について事例を交えてご案内します。
【当日はスマートフォンを活用します。お手元にご準備ください。】
伊藤 清隆
瀬戸 貴士
経営幹部人事企画
DX時代の中で、自社が持続的な成長を遂げるために必要な「これからの人材」とは。
「求められる要件」「適所適材の活用」「タレント開発」といった観点から、有効なフレームワーク、HRtechを活用した実践的な取り組みについてご案内をします。
石川 大介
経営幹部
これからの時代で経営幹部に求められるのは、自社や業界の過去にとらわれない、柔軟で多様性のある発想とリーダーシップです。
それらを啓発するためには、インプット形式の学習ではなく、異業種交流による体験学習を通じて他・外・異との違いに自ら気づき、発想を柔軟にすることが有効です。
本セミナーでは、今求められている経営幹部としてのリーダーシップと、異業種交流を通じた幹部育成のポイントをご紹介します。