LEMSご参加者の声:多忙な経営者が2日間のセミナーに参加する理由とは

株式会社白石
代表取締役社長
白石 純一郎 様

1925年に菓子製造の個人商店として創業した株式会社白石。今では菓子卸業を本業とし、国内は九州・沖縄、海外はアジア6カ国に販売を展開しています。代表取締役社長の白石様に、LEMSに参加したご感想を伺いました。

※情報は、取材時2021年9月のものです。

目次

  1. 事業について教えてください …… 熊本を拠点としたお菓子の総合卸売会社
  2. 初めて参加したときのきっかけは? …… 営業の方からの提案。熊本での開催でもあり、面白そうと思った
  3. 初めて参加したときの印象は? …… 開講前の雑談から「面白い」と思った
  4. 2回目以降、参加した理由は? …… 視野を広げ、知的好奇心を満たす機会として
  5. 最近のLEMSの印象、課題解決のヒントになったことは ……仕組み作りや人材育成に”人間らしさ”を入れる
  6. 講座で得たものをどのように生かしていますか? …… 2日間で研ぎ澄ました感性を経営に生かす
  7. 気付き、学びを生かし、どのような組織にしていきますか? …… 従業員と一緒に、「人が中心」のいい会社をつくっていきたい
  8. LEMSをどのような方にお勧めしますか? ……現場で実務にまみれている方、将来経営を任せたい方に

事業について教えてください熊本を拠点としたお菓子の総合卸売会社

創業者の白石三浦氏
創業者である白石三浦氏

株式会社白石は菓子卸業を本業としております。九州を拠点とし、主な販路は、九州全域、沖縄、そして海外6カ国です。大正14年(1925年)に私の祖父が創業致しました。取り扱うお菓子の品目数が約3,200品目。得意先の店舗数は約800、取引のあるメーカー様約1,000あるという規模です。

初めて参加したときのきっかけは?営業の方からの提案。熊本での開催でもあり、面白そうと思った

20年ほど前、受講したのはまだLEMSの前身であるセミナーでした。確か営業の方からご提案をいただいたのです。内容的に非常に面白そうだと思いましたし、開催場所もちょうど熊本だったので参加しました。当時、私は常務取締役で、主に総務・管理担当の仕事をしていたころでした。役職が低いときは本を読んだり勉強したりする時間もあったのに、仕事に忙殺されるようになって時間がどんどん足りなくなっていたので、いい機会だとも思いました。

初めて参加したときの印象は?開講前の雑談から「面白い」と思った

実際に参加してみた印象ですが、開講前にメインの講師の方が、雑談として話していたことがとても新鮮でした。講座開始前から、既に「これは面白い」と感じたことを今でも覚えていますね。質問をすると、内容に関わることはもちろん、当時の経済や政治の状況を踏まえてたくさん答えてくださいました。それから、ものすごく知的好奇心が刺激されました。一つのテーマだけではなく、そのときの最新の理論をいろいろとご紹介いただけるので、「これは面白い!」、「これはうちにはちょっと合わないんじゃないか」など、いろいろなことを考えながら聞くことができました。

2回目以降、参加した理由は?視野を広げ、知的好奇心を満たす機会として

本来は持ち帰って実務に生かすことが目的だと思います。ただ、私の場合は、むしろ、最新の理論や戦略論などに触れられることが面白くて、何回も参加しています。

参加するたびに、毎回、知的好奇心が満たされているのを感じています。自分は全く気付かなかったけれど、このような考え方があるのか、というような思いを何度もしました。視野が広がりますよね。それが楽しくて、毎回「サイコー!」というような感じです。

最近のLEMSの印象、課題解決のヒントになったことは仕組み作りや人材育成に”人間らしさ”を入れる

熊本県八代市にある本社オフィス
熊本県八代市にある本社オフィス

LEMSは、動機づけなど、理論を実践する”人”の気持ちや考え方に焦点を当てた内容も紹介されていますよね。仕組みの中に”心を入れる”とでも言うようなお話です。自分の中でも「確かに大事なことだな」と思い、社内で力を入れている新入社員から経営幹部までの育成プログラムにも取り入れています。

また、弊社では、15年ぐらい前から人事制度を作り替えて実際に動かし始め、仕組みの効率化を図ってきました。確かに仕組みそのものは非常に効率的になりました。例えば、賞与の計算は、以前は従業員一人一人の顔を思い浮かべながら、「あの家庭の家族構成を考えたら、少し多めにした方がいいな」などを考えながら決めていました。

良く言えば温かみがありますが、悪く言えば恣意的な決め方です。そこを、ポイント制に変えたのです。賞与の総額をポイントで割っていくと自動的に数字が出てきます。人間が行うことは、その数字を微調整するくらいです。

ところが、どうも人材の育成には結び付いていなかったのです。と言いますのも、離職率が高くなってしまったのですね。もう少し社員の気持ちに寄り添った制度運用が必要なのでは、ということを感じながら、ここ5年ぐらいは制度や研修も見直してきました。離職率も改善しつつあり、会社の仕組み作りや運営に当たって人間らしさの視点を取り入れているのは、LEMSで学んだことがヒントになっていますね。

講座で得たものをどのように生かしていますか?2日間で研ぎ澄ました感性を経営に生かす

私の場合は、LEMSの内容はもちろん参考にしていますが、2日間を費やして参加することそのものが有意義だと考えています。実務から離れて改めて学びの時間を取ることが、ものすごくリフレッシュになるのです。実務の中で鈍っていた知的な感性を磨き直す時間として生かしています。

時間が有限で貴重というのは、経営者かどうかに関わらず、誰にとってもその通りでしょう。

ですから、ある時間の中で何に力点を置くかを決め、「その時間を必ず有意義なものにするぞ!」という意志を持つことが大事だと考えています。

自社で企画・開発・製造を一貫して行っている商品
自社で企画・開発・製造を一貫して行っている商品

リラックスのために飲みに行くことが自分にとって有意義だと思えば、その人はその時間をそちらに使うでしょう。自分の学びを深めるきっかけづくりとしては、本を読む、人に会うということもあるでしょう。私の場合は、LEMSの2日間の方がいいなと思って参加しておるわけです(笑)。 

日々忙しいので、半年以上前から参加を決めて、半ば強制的に他のスケジュールを開催日に入れないよう調整します。その日が非常に楽しみなんですよね。

気付き、学びを生かし、どのような組織にしていきますか?従業員と一緒に、「人が中心」のいい会社をつくっていきたい

世の中の経営環境は大きく変化しています。もちろん、弊社の本業であるお菓子の卸売業も無縁ではいられません。得意先である小売業界は、どんどんと寡占化が進んでいます。卸売業も、今までの「仕入れて卸す」の繰り返しだけではとても成り立ちません。さらなる付加価値を高めなければいけない状況にあるわけです。

もちろん弊社としても、新しい戦略、仕組み、ルールを作っていきます。でも、そういった制度を動かす、あるいは、もっとよくしようと考えるのは、やはり人材だと考えています。組織を構成する一人一人が社の戦略を完遂できるよう、従業員をとことん鍛え上げていきたいですね。そして、従業員と一緒になってお客さまに喜ばれる「人が中心」のいい会社づくりをしていかなければいけないと思っています。

LEMSをどのような方にお勧めしますか?現場で実務にまみれている方、将来経営を任せたい方に

理論が中心の内容ですから、私のような、普段は現場で実務にまみれている方々にこそ、お勧めしたいです。それから経営幹部の方々ですね。視野を広げてもらいたい将来の経営幹部候補の方も、武者修行みたいな感じで参加してほしいです。彼らは日々、売り上げ、労務管理、効率…など、自社のことで手一杯でしょうから、自社以外のことにも目を向けるよいきっかけになると思います。

「このような世界もある」ということを、早い段階でぜひ知ってもらいたいのです。普段から「本を読みなさい」「このようなセミナーに行くべき」などの指導はされると思います。

LEMSは最先端の理論を「こんなところまで!」と感心するぐらい教えてくれます。さらに、心の持ちようまでちゃんと触れてもらえるというのはありがたいですね。実務から離れて新しい世界を見ることができる、とてもいい講座だと思います。

株式会社白石

株式会社白石(ロゴ)
本社
熊本県八代市
事業内容
菓子卸売(国内:九州全域、沖縄、海外:中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、ベトナム)、携帯電話販売
従業員
179人
ウェブサイト
http://www.ns-shiraishi.com/