37歳までに開発したい ビジネス・コンピテンシー開発プログラム

37歳までに鍛えておきたい「成果を生み出すコンピテンシー」
BCon®コンピテンシーデータの分析結果とコンピテンシー開発プログラム

対象者

  • 人事

プログラム概要

「鉄は熱いうちに打て」は本当だった 〜 2万人のデータからわかったこと 〜

一般的に、30歳後半は管理職になるかならないかの分かれ目の目安年齢です。そこまでにどのようなコンピテンシーを開発したかによって、その後の能力向上とポジションが左右されます。弊社がこれまで実施した約2万人の調査データでは、成長(キャリア開発)の分かれ目になるのが37歳でした。37歳までの間に「どのようなコンピテンシーを開発するか」、「どのような仕事をするか(経験)」がとても重要になるのです。

37歳以降、コンピテンシーの伸びが鈍化

  • コンピテンシーの開発は37歳前後までは伸びていくことが確認できるが、それ以降伸びが鈍り、大きな変化が見受けられなくなる
  • 57歳以降ではコンピテンシーの低下傾向も確認できる
  • 37歳までの体験や学習により、それ以降のコンピテンシーの習得に個人差が生まれていることが想定される

上位管理階層ほど、コンピテンシーの伸びが高い

  • 役員、執行役員、事業責任者、部長などの役職にある階層ほど高いコンピテンシー傾向を示している
  • 一般の社員から上位の管理階層に上がれば上がるほど、コンピテンシーの開発傾向が高まっていく
  • 「地位が人を作る」とよく言われるが、それを裏づけるデータとなっている

キャリア開発/人材開発にとって、37歳までに基本的なビジネススキル・知識を習得するだけでなく、成果を生み出すコンピテンシーを開発することが重要です。それが次の機会を生み出し、その機会を生かせるポジションがまた人を育てています。

なぜコンピテンシーベースの開発なのか

ビジネス社会で大切なことは成果を出すこと
~ 知識だけでは、成果につながらない ~

どのような仕事でもそうですが、知識やスキルは仕事の成果を生み出す上で必要な能力です。しかし、知識やスキルだけでは成果は生み出せません。その知識・スキルを「効果的に活用する能力」が必要です。この土台となる能力のことを「コンピテンシー」といいます。このコンピテンシーの開発が持続的な成果を導きます。

「37歳までに開発したいビジネスコンピテンシー」プログラムは、個人的属性の開発に焦点を当てたプログラムです

37歳までに開発したいビジネスコンピテンシー

ビジネスコンサルタントは、これまでのコンピテンシー診断データから37歳までに開発したい「ビジネス・コンピテンシー」を整理しました

「基礎的な知識」は、ビジネスリテラシーとして早い段階で理解しておきたい項目として設定しました。

「中核となるコンピテンシー」は、「事務系、技術系、営業系、技能系、SE系、情報システム系」の6つの職種で成果を上げている人に共通に認められるコンピテンシーです。このコンピテンシーは、12項目3分野に整理されました。

「期待されるコンピテンシー」は、リーダー人材に認められるコンピテンシーです。中核となるコンピテンシーに加えて設定しました。

コンピテンシー開発プログラムの特長

集合研修だけではない、多彩な方法とツールで構成される 「ハイブリッドプログラム」

  • eラーニングを活用し、必要関連知識を習得します。
  • 予習としての活用や復習としての活用など、プログラム実施期間はいつでも利用できる学習ワークブックや職場適用シートを活用し、実践につなげます
  • 360度サーベイで開発度合いを自己チェックしながら進めます

360度サーベイで開発度をチェック

  • 中核となるコンピテンシー 12項目ベースに対して、360度サーベイで気づきを高め、開発の焦点を定めることができます
  • サーベイデータは、個人のデータとして報告書にまとめられ、対象者と事務局にフィードバックされます

集合研修では体験学習方式で深い気づきと学習を促進する

  • 「思考と行動の開発」は知識教育だけでは十分ではありません。実際の「体験から学ぶ」というプロセスに身をおくことが必要になります
  • 体験学習は「ラボラトリー方式による学習」とも呼ばれ、参加者は主体的な体験者であると同時に、その体験を客観的に振り返ることで、どのような思考と行動変容が必要になってくるのかを学習していきます。参加者はその過程を繰り返すことで、「自分の行動の他者に対する影響」に自ら気づき、必要なコンピテンシーを開発する機会を得ることができます

基本ステップ

事前課題、360度サーベイ、eラーニング、研修、事後課題からなる多彩な組み合せで構成されます

理解度テストは、e-ラーニングの中に含まれているものです
学習ワークブックは、e-ラーニングに基づき、自分の理解を整理するように作成されています
職場実践計画は、研修で学習したことを如何に実践するかを書き出すシートです

プログラムの組み合わせ実施内容

  コンピテンシー プログラム名 概要
基礎的な知識 財務会計知識(1) アカウンティング基礎 ビジネスパーソンにとっての必要なアカウンティングは、どのような考え方があるのか、どのようなルールがあるのかといった基礎知識を学習します
財務会計知識(2) アカウンティング上級
財務的視点からの戦略意思決定を学習すると共に、戦略立案におけるシナリオプランニングとキャッシュフローをケース研究を通して学習します
コンプライアンス
経営倫理・コンプライアンス 仕事をしていく上で必要な経営倫理とコンプライアンスについて学習します
協働する力
自己定義
対人感受性
セルフエスティーム 自分自身のコミュニケーションのあり方に対する自己理解を促進し、仕事ができる人の必須条件「コミュニケーション力」を高めます
対人対応力
協働性
チームワーク チームの一員として成果に貢献できる思考と行動を実習や自己診断(LIFO)を通して学習します
やり抜く力 効果性指向 タイムマネジメント セルフマネジメントの原点であるタイムマネジメントに関する様々な「原則・法則」を理解し、高い生産性を発揮するためのポイントを学習します
コミットメント
粘り強さ、結果指向
コミットメント 仕事の意義を理解した上で課題や仕事に取り組む姿勢を啓発するとともに、リーダーシップに関して体験的に学習します
考え構想する力
分析思考
体系思考
論理的思考力 問題解決と的確な意思表示に欠かせない基礎としての論理的に考える技術、論理的にコミュニケーションする技術を高めます
学習の早さ
概念思考
問題解決思考力 直面するさまざまな課題や事象から的確に課題を把握し、解決への具体的なアクションプランにまとめていくことを、事例討議や課題実習を通して学習します
創造思考
革新的思考力
常識だと思っていたことを異なる目で見るという思考を磨き、新たな機会を発想し、具体的な計画へ展開するスキルを磨きます。
コンピテンシ
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高い視点
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経営意思決定 経営活動の各局面での意思決定に必要なあらゆる要素(資金調達〜経営体制の確立〜経営活動)をリアルに再現するビジネスシミュレーションを体験することで、必要な視点、考え方を啓発します

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