BCon Info 9月号  ATD ICE 2018 世界の人材開発の潮流 ④

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    ◆ ATD ICE 2018 世界の人材開発の潮流 ④ ◆
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前回に引き続き、5月6~9日にアメリカのサンディエゴで開催されたAssociation of TalentDevelopment(ATD)のInternational Conference and Exposition(ICE)に参加し、学んできた内容をお伝えしたいと思います。

※ATD ICEとは世界中の人材開発の専門家や、人材開発に関連するツールを提供している企業が集まり、互いに新しいアイディアや成功事例などを紹介し、学びあう集まりです。

 

今回は、ATD2018で発表されたLinkedIn社の調査結果から職場学習のトレンドをご紹介します。

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2018年職場学習のトレンドに関する調査結果
   ~ソフトスキルに再注目!~
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※LinkedInは世界最大のビジネスに特化したSNSを提供している、シリコンバレーの企業です。
2018年9月で登録ユーザー数は世界で5.5億人。ネットワーキングのほか、採用・転職や学習のプラットフォームとしても利用されています。

LinkedIn社の調査結果の報告セッション「職場学習の調査」では、5項目からなる調査結果が紹介されました。

1~2項目は注目されているスキルについての調査でした。

 

【1】ソフトスキルのトレーニングがNo1.の優先事項
 ※ソフトスキル=リーダーシップ/コミュニケーション/コラボレーション

【2】人材開発の分野で最も焦点を当てた方がよい重要な領域のNo1.とNo2.は
 1.どのようにソフトスキルをトレーニングするか
 2.スキルGAPをおこさないように、トレンドを見定めること

技術的な変革の中、その活用を停滞させないことが重要となる時代、役割を超えてコミュニケーションやリーダーシップをとっていくことが求められます。さらに、変化が加速する時代において、ビジネスと人の成長を促すための起爆剤となるような人材は、適応的(Adaptive)で、クリティカルな思考を持つ人や、コミュニケーション力を持ち、リーダーシップを発揮できる人であると解説されました。

日本でも働き方改革の流れの中で、生産性向上のために定型業務を自動化するツールとして注目されているRPA(Robotic Process Automation)や、デスクワークの作業効率化のためにExcelやWord、PowerPointなどを学習する方が増えています。一方で、組織の課題を発見したり、その解決を部門を超えてデザインできる人材が求められています。そのためにも、ソフトスキルが改めて注目される結果となったように感じました。

またトレーニングは、今必要なことと同時に長期的な視点をもってバランスよく組み立てることを意識していく必要があることもメッセージとして伝わってきました。

 

オンライン学習により引き起こされた課題

続いて3~4項目はオンライン学習に関する調査結果です。

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