BCon Info 8月号  ATD ICE 2018 世界の人材開発の潮流 ③

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  ◆ ATD ICE 2018 世界の人材開発の潮流 ③ ◆
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前回に引き続き、5月6~9日にアメリカのサンディエゴで開催されたAssociation of Talent Development(ATD)の International Conference and Exposition(ICE)に参加し、学んできた内容をお伝えしたいと思います。

※ATD ICEとは世界中の人材開発の専門家や、人材開発に関連するツールを提供している企業が集まり、お互いに新しいアイディアや成功事例などを紹介し、学びあう集まりです。第1~2回目は基調講演からの学びについてお伝えしました。今回は、ATD2018を通しての大きなテーマについて共有したいと思います。ATD2018の議長である、Tara Deakin(タラ・ディーケン)氏の講演で、いくつか時代を象徴するキーワードが出てきました。

-What does digital transformation require?
 デジタル・トランスフォーメーションは何を要請しているのか?
-Human-Machine hybrid workforce
 人間-マシン ハイブリッドの労働力
-Reskilling for 2030
 2030年にむけてのスキルの再定義

デジタル・トランスフォーメーションという言葉は既にバズワード化していたるところで使われていますが、本来的な意味合いはIoTやAIなど最新テクノロジーを活用することで経済発展や社会の問題を解決し、人間がより良い生活を送ることができることを目指すということです。

日本でもこれによって多くの変化が起こっているように思います。身近なところでは、2020年東京オリンピックに向けて警備会社が画像解析にAIを活用して安全を提供する実験を丸の内で実施していますし、働き方改革の文脈でAIやIoTを使って生産性を上げるという取組みも一部の企業では導入されています。

人手が足りないという今の日本には、デジタルを活用したビジネスの転換が迫られています。こういった転換期において備えるべきことは何か?を考える事がHRの分野でも待ったなしで求められているのです。

2017年までのATDにおいて、デジタル・トランスフォーメーションの文脈では、AIやVR(ヴァーチャルリアリティ)のような技術をどのようにTalent Development(TD)に活用するのかが中心のテーマでした。

今年も引き続き試行錯誤している段階のようで、AIやVRを活用するとこんなことができそうだといった事例の紹介セッションがありました。まだ、「これが成功例!」といったものは見られませんが、身体を使った仕事のスキル習得にVRを使うというのはかなり現実になりつつあります。

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