過去の診断データからの推察(2011年)
過去の診断データを解析した時に見えてきた結果です。自社の取組みと照らし合わせて、今後どういった手を打つかベンチマーク資料としてご活用下さい。
業種別売上ランキング全国1位の特徴
次のことがわかります。
会社の存在意義をよく理解し(使命の理解)、品質指向が高く、みんなは業務目標を理解し、仕事に関する意思決定を効果的に、迅速に行っています(業務上の意思決定の効果性)。その他の政府(法律)への対応、情報システムの適切性についても自信を持っています。
データから読み取れる高業績企業の特徴は以下の6つにまとめられます。
1. 会社の存在意義・使命をみんながよく理解共有している。
2. 一人ひとりが業務目標を理解している。
3. 一人ひとりが自分の仕事に対する意思決定に対して自信を持っている。
4. 必要な知識や技能について自信を持っている。
5. 会社が製品や業務の品質を大切にしていると認識している。
6. チームワークができている。
リーマン・ショック前後の比較
リーマンショック前後の比較ですが、明らかに違いがあります。
リーマンショック後に、高いスコアになっているのが「価値観など戦略上位概念の分野」、「業務の進めやすさ・資源の配分の項目」、「協働に関する項目」、「評価と成長・社員満足に関する項目」です。
低いスコアになったのが「市場の伸びの可能性」、「自信の保持」です。推論として
① 以前にもまして戦略を意識せざるを得ない。
② 事業運営の価値基準を再定義しなくてはならない。
③ 従来の仕事の進め方を見直さざるを得ない。
④ 人々の処遇を含む人事制度を見直さざるを得ない。
など、いわゆる「構造改革」「組織改革」をやってきたことが、従業員から見ても具体的に従来とは違うことをやっていると認識された結果ではないかと思われます。
日本企業と中国日系企業の違い
中国日系企業の特徴は、「知識・技能の適切性」、「自信の保持」が日本企業と比較し圧倒的に高いことです。現地従業員の意識が
垣間見られます。
その他、「市場の伸びの可能性」、「取引先との協働」、「業務目標の理解(私は、私の業務目標について理解している)」が高く出ています。
反面、低いスコアは「革新的指向」、「業務上の意思決定の効果性」です。我が社は新しいことに挑戦していこうとする雰囲気が乏しいし、私は仕事に関する意思決定を効果的迅速に行えていない、と認識しています。
※ 「業務上の意思決定の効果性」が低い評価ということは、自分で意思決定できる環境にないという認識を表しています。
「処遇の納得性」、「昇進・昇格の公平性」、「成長の機会」についても低いスコアになっています。
| すべてのデータをダウンロードできます。 |
|---|
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe ReaderはAdobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。

