2014年10月発行 BCon営業通信Vol.32 レジリエンス(逆境力)の鍵は思考のクセにあった 厳しい状況でも前向きに捉えて成長につなげるトレーニング

今回は、逆境から立ち直る力「レジリエンス」をテーマにご案内します。

——————————————–2014.10.9—
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■ ~レジリエンス(逆境力)の鍵は思考のクセにあった~   ■
   厳しい状況でも前向きに捉えて成長につなげる
         思考のトレーニング   
     
–BCon営業通信 10月号————————————-

先週の日曜日に、家族で食事に出かけました。
最近は、子供も遊びや塾などでなんだかんだと忙しく、なかなか
時間が合わなかったのですが、久しぶりに家族で外出しました。

そこで念入りに口コミサイトで店を調べ、気合十分で出かけました。

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   ◆ よくこんな状況で楽しそうにできるもんだ・・・  ◆
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順調に車を走らせていると、前方車のハザードランプが点滅して
いるのを発見しました。

「これは、事故だな。勘弁してくれよな、大事な休日が台無しじゃ
ないかっ!」と心の中でつぶやきました。

イライラしても何の解決にもないことは、分かっているのですが、
感情がおさまらず、ため息交じりで運転していました。

ふとバックミラーを覗くと、後部座席に乗っている妻と子供は、
なんだか楽しそうです。逆にこの状況を楽しんですらいるかのよう
に見えました。

こんな目に遭っているのになぜなんだと不思議に思い、「事故で
渋滞なのに何でそんなに楽しそうにしてられるんだ?」と聞くと

「せっかく皆で出かけることができたんだから、楽しもうよ。
しかも、事故かどうかわからないよ。自然渋滞かもしれないし。
ところで、どんなお店なんだろうね」と。

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   ◆ 人の行動を左右する2つの思考(Fast思考/Slow思考)  ◆
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同じ出来事に直面しても、人によって異なる反応をします。
ネガティブに反応する人、ポジティブに反応する人、人それぞれ
です。それはいったいなぜなのでしょうか?

2002年にノーベル経済学賞を受賞した行動経済学者ダニエル・
カーネマンは、著書「Thinking Fast and Slow」※の中で、

【Fast思考】とよばれる、直感や感情的な連想に基づく判断
【Slow思考】とよばれる、注意深く合理的思考に基づく判断

上記の2つの思考が人の行動を左右すると述べています。

事実関係を見ないで、過去の経験に基づき、直感的に感情的に判
断してしまう思考を【Fast思考】といいます。
物事を認識した時に、人は無意識にFast思考で判断してしまう傾
向があります。

【Fast思考】がダメということではなく、本来抱かなくてもよい
感情を抱いたり、取らなくてもよい行動を取ってしまい、非生産
的な行動になりがちです。また想定外の出来事に直面した時に、
人は【Fast思考】で判断してしまいがちだという事を知っておく
必要があります。

前述の“事故渋滞”は、まさしく【Fast思考】で判断したもので
あり、本当に“事故”なのかどうかという事実とは関係なく、
勝手に決めつけて、必要もないのにイライラしてしまう典型例と
いえるでしょう。

職場でも同様なことが起こります。
上司や部下とのやり取りの中で、

「こいつは、連絡が悪い。顧客への連絡も悪いに違いない!」
「こいつは“ゆとり世代”だから、競争心が希薄だ!」
「この状況は、ずっと続いて自分にはどうすることもできない」

上記のように事実とは関係なく、勝手な決めつけや思い込みで
物事を判断してしまい、イライラしたことはありませんか。

人は、Fast思考で物事を判断しがちです。非生産的な行動に陥
らない為には、自己の非生産的な思考スタイル(パターン・癖)
を知り、Fast思考で判断している自分に気づき、冷静になりSlow
思考(事実を正しく認識し、合理的に判断する思考)を活用する
必要があります。

※「Thinking Fast and Slow」
 邦題:「ファスト&スロー(上・下) あなたの意思はどのように決まるか?」
 早川書房 2014年

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   ◆ 非生産的な行動に繋がるFast思考とは?  ◆
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弊社では、心理学者が調査研究した結果に基づき、代表的な
“非生産的なFast思考”といわれるものを整理しました。

1.勝手な決定
  ・最初に答えありき(情報が入る前に自分で決めつける)
  ・レッテル貼り(自分や他者に対する決めつけ)

2.ネガティブの増幅
  ・永遠の不幸(悪いことが続き、自分ではコントロールでき
   ないという思い込み)
  ・一事が万事(一つの状況があらゆる状況にあてはまるとい
   う思い込み)
  ・負の拡大予言(ネガティブな状況を大げさに捉える)

3.攻撃
  ・自己攻撃(自分が直面している問題の原因は、全て自分の
   責任であると考える)
  ・他者攻撃(自分が直面している問題の原因は、他者や環境
   のせいだと考える)

上記に、自分自身の思考パターンや癖にあてはまるものはありま
すか。

これらの自己の思考に対する気づきを可能にするプログラムを
BConでは“ストレングス・ベースド・レジリエンス・プログラム
(略称:SBRP)”として体験的に学習ができるようにご用意して
います。詳しくはこちら↓
http://www.bcon.jp/course/sbrp/

マネジメントへの応用、自己のレジリエンス力強化に役立つプロ
グラムです。

またこの度、レジリエンス力強化プログラム(SBRP)の一部の演習
を体験頂ける無料セミナーを東京・大阪・名古屋で開催する運び
となりました。

ご興味がありましたら、是非ご参加ください。

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 ◇◇ レジリエンス力強化プログラム体験セミナー概要◇◇
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■日時:
  東京: 2014年10月23日(木) (1) 9:30~12:00 (2)13:30~16:00
 名古屋: 2014年11月10日(月) (1) 9:30~12:00 (2)14:30~17:00
  大阪: 2014年11月12日(水) (1) 9:30~12:00  (2)13:30~16:00

 ※いずれの時間帯も同じ内容です。
     受付はセミナー開始30分前より予定しております。

■会場:
  東京:大手町サンスカイルーム 会議室B
           千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル27階

 名古屋:TKP名古屋栄カンファレンスセンター カンファレスルーム3
      名古屋市中区栄3-2-3 名古屋日興證券ビル B2F

  大阪:BCon大阪セミナールーム
      大阪市中央区北浜3-1-22 あいおいニッセイ同和損保淀屋橋ビル 5F    
 
■主な内容
・ポジティブ心理学の潮流
・Well-beingとPERMAアプローチ
・SBRPの目的と特長(BConのレジリエンスプログラム)
・ポジティブ感情のエクササイズ(科学的に実証されたエクササイズ)の体験
・ATCモデル(ABC理論)ワークショップ
・質疑応答

======★ビーコンwebサイト トピックス★===============================
 
ご好評につき追加開催決定!サステナビリティ・ソリューション無料セミナー 
   10月20日(月)東京開催 詳しくはこちら↓
http://www.bcon.jp/news/sustainability_solution_seminar.html
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