2014年5月発行 BCon営業通信Vol.27 5,643名の新入社員アンケート調査結果

若々しい緑が映える季節となりました。新入社員の元気の良さが新緑と重なります。

今月は調査開始以来最多となる5,643名の新入社員アンケートについてレポート
いたします。

今年度も多数のお客様企業・組織にご協力をいただき、新入社員アンケートを
実施することができました。ご協力くださいました皆様には厚く御礼申し上げ
ます。
——————————————————–2014.5.9–
■□■    5,643名の新入社員アンケート調査結果 ■□■
■      竹のように強くしなやかに育てたい新入社員   ■
☆★        ★☆
——–BCon営業通信 5月号—————————————–

<アンケート概要>
 □対象者数  5,643名
        弊社実施の新入社員研修を受講された方々。およびアンケート
        実施をご希望とされたお客様組織の新入社員
 □対象組織数 129組織
 □方式    書面によるアンケート形式
 □実施期間  2014年3月25日~4月25日

 アンケートレポート詳細はこちらからご覧ください
 →http://www.bcon.jp/news/2014_shinjin.html

—————————————————————–
 ◆データから見る特徴【1】自分が「得られる」ことへの関心が強い 
—————————————————————–
「会社で働く上でもっとも重視していること」への問いには、「社会や人
からの感謝」(29.6%)が最も多い回答割合ですが、今年は初めて3割を
切りました。
反面、昨年よりも増加した回答は「専門技能・知識の習得」(15.6%)、
「生活できるだけの収入」(8.6%)、「高い収入」(5.4%)でした。

「働く上での不安」への問いには、「仕事を覚えられるか」(33.0%)が
最も多く、昨年からは「家庭と仕事のバランス」(12.1%)の回答割合が
増加しました。
人からの感謝といった心理的満足や人間関係よりも、「自分が得られるこ
と」への関心が高い様相がうかがえました。

—————————————————————
 ◆データから見る特徴【2】相手の立場を尊重するが、発信が苦手
—————————————————————
チームで働く上で得意と思うことへの問いには、「計画力」(22.4%)と
実行力(21.9%)が上位であり、計画を立て粘り強く実行する力があると
認識していることがうかがえました。
反面、不得意と思うことへの問いには、「発信力」(36.4%)、「ストレ
スコントロール力」(22.8%)の順でした。

仕事をする上で不得意と思うことは、「働きかけ力」(34.4%)首位であ
り、概して他者に影響を与えようとすることや、人との関係の中でストレ
スとなる「葛藤」や「摩擦」を回避しようとする様子がうかがえました。

—————————————————————-
 ◆データから見る特徴【3】 海外勤務を志向しない割合が増加
—————————————————————-
海外勤務の志向については「海外で働きたいと思わない」と回答する割合
が38.3%でした。調査以来、増加傾向にあります。大学院卒は8割が海外
で働く志向を持ち回答割合の増減はありませんが、高卒、短大卒、大卒、
高専卒いずれも、「海外で働きたいと思わない」と回答する割合が増えて
います。

入社式の訓示で「グローバルに活躍してほしい」とメッセージされた組織
も多いと思いますが、異文化の経験から成長できる機会を前向きにとらえ
ていない様相がうかがえ、トップの期待とギャップがあるかもしれません。

——————————————————
  ◇新入社員をしなやかに育てるコツは3つ!◇
——————————————————
 【1】まずは「質」よりも「量」

 【2】経験した結果はもちろん大事だが、もっと大事なことは結果に対する
   「受け止め方」へのフィードバック
 
 【3】否定的な「反省」よりも、前向きな「問題解決」の習慣化

新入社員を育成する管理職自身がレジリエンス(自らの克服力)を高め、前向き
な問題解決をするための思考プロセスを学ぶことが重要です!
また新入社員の良さ(徳性)を引きだすプログラムなどをご用意しております。
ぜひご覧ください!

□管理職層や指導者向けの思考訓練!
 「打たれ強さ」を育むために、自らの克服力(レジリエンス)を高め、成長に
  つなげる体験的プログラム
 →ストレングス・ベースド・レジリエンス・プログラム
  http://www.bcon.jp/course/sbrp/

□新入社員を「ポジティブ心理学アプローチ」で強くする!
  失敗を恐れないマインドで、前向きに目標に向かう力を育てる
  →VIAキャリアプログラム
  http://www.bcon.jp/service/positive/indivisual/via_career/

□まだ空きがあります! 先輩社員、OJTリーダー向け 
 →後輩育成基礎研修(5月27日開催)
  http://www.bcon.jp/course/newcomer_koukai/

———————————————————————-
   □■□ 「経験」から学び、しなやかさを育てる □■□
———————————————————————-

強い風にも、積もる雪にも折れることなく跳ね返す竹の「しなやかさ」。

最近のキーワードである困難や逆境に打ち克つ力「レジリエンス」は、「しな
やかさ」とも言い換えられますが、竹には「節」があるから、たわみ、重い雪
を跳ね返すことができます。そして、まっすぐな幹があるから強さがあります。

入社は大きな「節目」です。節目にはストレスを伴うことが増え、自分の意の
ままにならない経験にぶつかります。
入社から「一人前」の仕事ができるようになるまでは、「自己成長」を実感で
きる経験ばかりではなく、焦りや戸惑い、がっかりすること、つまらないこと
もあるかもしれません。

その時に「こんなはずではなかった」「~してくれたら」など、目の前の体験
を否定的に捉えてしまうと、成長のスピードは一気に減速します。場合によっ
ては、アンケート結果のようにストレスから逃れようと、チャレンジを回避す
ることもあります。

幹のように新入社員が強くまっすぐ伸びるかは、「日々の経験」からの学習と
も言えます。職場での指導や関わりは、経験からの学習度合いに大きな影響を
与えます。

そして、日々の積み重ねの中で幹が伸び、「一皮むける経験」に出会い、その
経験が次の大きな節目になるのではないでしょうか。 

back number
update history
Norton/Pマーク
ページの上部へ