2014年3月発行 BCon Info3月号 なんで分かってくれないの?と思ったその時

 
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014/3/12 ━┓
  ◆ なんで分かってくれないの?と思ったその時 ◆
┗━━━━━━━━━━━━━━━━ BCon Information ┛

弊社は3月が年度末ということもあり、この1年の学習と成果の振り返りを
しています。
あっという間の1年でしたが、半年前には部門の再編があり今まで仕事を
したことのない社員や中途入社の方とも一緒に机を並べて仕事をすること
になり、私にとっては大きな変化がありました。

違う部署や会社で働いていた人と一緒に働くと、仕事の進め方や出社時間
の規範など様々な違いに気づきます。
意外と小さな違いのはずが大きなコミュニケーションギャップを生んでし
まったこともありました。

そんな時、「なんで分かってくれないんだろう?」と一人でモヤモヤする
こともありましたが、今思い返すと、自分の思い込みですぐに人や状況を
判断していたことに気付きます。

今回は、「なんで分かってくれないの?」と思ったり、「なんでこんな目
に遭わないといけないの!」と思ったりした時の対処法についてご紹介し
ます。

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   ◆ “異動”の辞令が出たその時!  ◆
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異動の辞令が出た時、半数以上の人は「左遷された」とネガティブに受け
止めると聞いたことがあります。

私も今の部署への異動辞令を聞いた時には、頭の中が真っ白になったので
よく理解できます。

その時の私の頭の中はこんなことでいっぱいでした。

・今月成果が出せなかったから異動になったのかもしれない
・私なりに頑張ってきたのに、なんで認められないんだろう
・成果が出せていない人は他にもいるのに、なぜ私だけが・・
・やっぱり私は嫌われているんじゃないだろうか

これがグルグルと頭の中でまわり始めると、ますますネガティブになり先
輩や同期からの「異動おめでとう!」の言葉すら嫌味のように思えてきま
した。
この時の私はすごく嫌な人間になっていたと思います。

その後も残念ながら数ヶ月モヤモヤした日が続き、活動量も低下してしま
いました。

このように、多かれ少なかれ、ある出来事をきっかけにネガティブな思考
に陥ってしまう時があるのではないでしょうか?

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     ◆ コントロールすべきは感情? ◆
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私たちは、通常、自分にとってネガティブな出来事が起こった時、その瞬
間に怒りや悲しみなどの感情が引き起こされると考えてしまいます。
そして、感情がコントロールできて初めて大人なんだと教えられて育って
います。

一体それは本当なのでしょうか?

感覚的にはそのように感じますが、実はそうではないことが分かっていま
す。実は、出来事(刺激)と反応(感情や行動)の間には「考えを選択
する」余地があるのです。

これは心理学のATCモデルで説明することができます。

A:Activating Event(出来事)
T:Thoughts(考え・思考)
C:Consequences(もたらす結果)

何か自分に反応を起こす出来事が起こった時(A)
その出来事に対して瞬間的に考えが浮かび(T)
その考えによって、感情や行動がもたらされる(C)

というモデルです。

先ほどの、私の異動を例にとると

A:異動の辞令が発表された
T:私は嫌われているんだ
C:不安になって何も手をつけない

といったように分析できます。

私が感情的に不安にかられたのは、実は瞬間的に浮かんできた考え(T)に
支配されていたということなのです。

実際は、後になってしかるべき人に異動の理由を聞くと、期待されての異動
だったことが分かり、とても嬉しかったのを今でも覚えています。
異動発表当時の私は思考の罠に陥って、根拠のない思い込みをしていたので
すね。

では、このような思い込みや、勝手な決めつけのような思考の罠に陥ってし
まわないためにはどうしたら良いのでしょうか?

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      ◆ 思考の罠からの脱出 ◆
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まずは、出来事(刺激)と反応(感情や行動)の間には「考えを選択する」
余地があるということに気づくことです。

そして、自分がどんな時に非生産的な行動を引き起こす感情が現れるのか、
陥りやすい思考の罠はどのようなものかを知っておくと対処がしやすくなり
ます。

さらに、瞬間的な感情を発散させ、心を落ち着かせるための自分なりの方法
をいくつか持っておくことも大切です。

辞令発表当時に、私がこの考え方を知っていれば、冷静に現実を捉えること
で、その後の数ヶ月の活動が変わっていたかもしれません。

困難な出来事や、不運な出来事に遭ったときにでも、くよくよしたり、現実
から逃げたりせずに、生産的な活動に移すことができるかどうかは、状況の
捉え方次第です。

これを可能にするプログラムをBConでは
“ストレングス・ベースド・レジリエンス・プログラム(SBRP)”として開
発しています。
単なる「楽観主義」や「何でもポジティブ捉えよう」という気合論や人生哲
学ではなく、思考のトレーニングとして誰でも実践できるプログラムです。

詳細はこちら↓
http://www.bcon.jp/news/srp.html

ご興味ある方は、是非お問い合わせください。

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