2013年1月発行 BCon営業通信Vol.17 繰り返しの体験と指摘の受容 新入社員研修(公開講座)等のご案内

昨年末の政権交代の影響を受け、経済環境の変化を感じる1月でした。皆様の組織
ではどのような2013年の幕開けでしたか。

年明けから1ヶ月経ちますが、あと2ヶ月で新入社員を迎え入れる時期です。
今月の営業通信は、新入社員研修プログラムのご案内です。尚文末には、10-12月
に実施させていただいた「新入社員に対する認識アンケート」の結果をご紹介して
おります。

—————————————————-2013.1.30—– 
  ■□■    繰り返しの体験と、指摘の受容           ■□■
  ■  ☆★     新入社員研修(公開講座)等のご案内  ★☆  ■
–BCon営業通信1月号———————————————–

BConの新入社員育成プログラムは『体験学習』を前提にしています。
新入社員研修は誰もが初めての経験であり、やり方に違和感を覚えたり、うまく
やりたいのにできない自分に葛藤したりすることも多くあります。
そして、失敗したことをありのまま受け入れられず、頑な態度になる新入社員も
います。研修では違和感、葛藤、失敗はすべて「体験」として成長の糧になると
伝えています。特に失敗は最大の成長の機会です。

BConの『体験学習』は、単に経験をさせるだけではなく、また、いわゆるリアル
なビジネスシミュレーションを体験させることでもありません。自分の体験した
『結果』を受容することと、『内省』を重視しています。  
 
 
 [体験学習のステップ]

  1) DO  経験・試行   あれやこれややってみる 
         ↓
  2) LOOK 指摘・確認   何が起こるかよく見る
         ↓
  3) THINK 分析・解析   なぜこうなるのかよく考える
         ↓
  4) GROW 一般化・帰納化 だからどうすればよいのか分かって成長する
 
 ————————————————————————
  1)DO    例えば、ビジネスマナーでは、講師が手本となり基本を示します。
      そして受講者は繰り返し実践します。成功することもあれば、思った
      通りにいかないこと、失敗することもあります。

  2)LOOK 実践後、自分のやった結果はどうだったかを確認します。自分で確認
      するだけでなく、講師や他の受講者に自分を映し出す「鏡」になって
      もらい、どのように相手が映ったのか、率直に指摘してもらいます。
      
  そして、3)の分析へ・・・・と移りがちですが、この指摘を「受容」することが
  体験学習では、最も重要なポイントです。
  言い訳をせずに、相手に映った自分の姿への指摘を受け止めることができるかで、
  成長の度合いに差がつきます。

  3)THINK 指摘を跳ね返さずに受容することで、うまくできたこと、できなかった
       こと、それはなぜかをより深く考えます。

  4)GROW  考えたことを整理し、次回同じ体験をしたときにどうすればよいのか
       理解することで成長につながります。
 
近年、新入社員と接していて感じるのは、2)の「LOOK」が弱いことです。特に失敗
した経験(DO)を受け入れないことがあります。時には人のせいにしたり、教え方や
環境のせいにして、失敗したことを見つめない(LOOKしない)ことがあります。失敗
したことやその要因に気づいていないため、同じ失敗を繰り返してしまうかもしれま
せん。

何を学んだかだけでなく、自分の中で感じた“違和感”や“葛藤”、“失敗への抵抗”
もリフレクション(内省)し、新入社員同士で共有しあうことで互いの成長を促進し
ます。

弊社では導入時の研修を公開講座(オープンセミナー)で開催しております。ぜひ、
ご参照ください。

■東京、横浜、名古屋、大阪で開催します。
 公開講座の新入社員プログラムのご案内はこちら
  →http://www.bcon.jp/course/newcomer_koukai/

■社内講師育成を支援します。
 公開講座の新入社員研修インストラクター養成講座のご案内はこちら
  →http://www.bcon.jp/course/instructor_newcomer/

■新入社員が育つOJTシステムを構築します。
 OJTシステム構築に関するご案内はこちら
  →http://www.bcon.jp/course/instructor_newcomer/

■新入社員にも展開できます!“失敗を恐れない!”マインドを醸成。
 ポジティブな生き方、働き方を啓発する新プログラム 「VIA」はこちら
   →http://www.bcon.jp/via/

すでに弊社に新入社員研修のプログラムをご相談くださいましたお客様には重ねての
ご案内をお詫び申し上げます。

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  10-12月実施:新入社員に対する認識アンケートの結果
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新入社員に対する認識をお聞きするアンケートを実施しました。
昨年10月から12月の弊社新入社員研修プログラム説明会にお越しいただいた方(人事
部門・人材開発部門)、および12月号の営業通信記載のアンケートにご回答いただいた
方合計108名から回答を得られました。ご協力いただいた方々に改めてお礼申し上げ
ます。

【設問1】2012年度の新入社員が「得意だと感じる能力」「不得意だと感じる能力」
    についてお答えください。(それぞれ3つまで選択可)
          得意だと感じる能力  不得意だと感じる能力
  主体性         13名        69名
  実行力         35名        19名
  働きかけ力       23名        51名
  計画力         41名        18名
  課題発見力      11名        52名
  創造力         17名        26名

【設問2】2012年度の新入社員がチームで働くうえで、「得意だと感じる能力」
    「不得意だと感じる能力」についてお答えください。(それぞれ3つまで選択可)
          得意だと感じる能力  不得意だと感じる能力
  発信力         18名        54名
  傾聴力         29名        35名
  柔軟性         57名        10名
  情況把握力      55名        22名
  規律性         36名        18名
  ストレスコントロール力 10名        60名
   

【設問3】「2013年度に入社する新入社員に期待していること」について、上位5項目 
     を選び、1~5位の順位をご記入下さい。
  <1位>
  主体性             40名
  実行力             19名
  働きかけ力          11名
  ストレスコントロール力   11名
  創造力               9名
  課題発見力           7名
  発信力               3名
  計画力               2名
  情況把握力           1名
  柔軟性               1名
  規律性               1名
  傾聴力               1名 

——————————————————————————-
2012年度の新入社員は『計画力』と『実行力』に長けているとおよそ4割の方が認識し、
チームで働くうえでは『情況把握力』と『柔軟性』について約6割の方が得意と感じている
という結果でした。
また、7割の方が『主体性』を不得意項目として挙げ、『ストレスコントロール力』につい
ても、約6割の方が不得意と認識している結果となりました。
 
新入社員への期待【3】は、『主体性』が1位でしたが、上位5項目中、『主体性』、
『働きかけ力』、『ストレスコントロール力』の3つは、弊社の新入社員導入研修で実施し
ている「新入社員のアンケート調査」で本人たちが不得意と回答した上位項目でもありま
した。
 
『主体性』、『働きかけ力』、『ストレスコントロール力』。この3つの力は周囲からも
期待されている力であり、新入社員も不得意意識を感じているため、育成上の啓発課題で
あることが見える結果となりました。

 *)社会人基礎力とは、経済産業省が提唱している12の基礎力を意味します。
    アンケートでは、以下のように解釈を付け加えております。
  ・主体性      指示待ちでなく、自らやるべきことを見つけて積極的に取り組む能力
  ・実行力    目標に向かって、自ら問題を発見して解決策を提案する能力
  ・働きかけ力 周囲に声をかけ、目的に向かって周囲の人々を動かしていく能力
  ・計画力   取り組むべき課題と、その解決に向けた複数の方法・手順を明確にし、
         その中から最善のものを検討し、準備をする能力
  ・課題発見力 言われたことだけでなく自らの目標を設定し、失敗をおそれず、粘り
         強く取り組む能力
  ・創造力   既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決方法を考える能力
  ・発信力    自分の意見を分かりやすく整理した上で、相手に理解してもらうように
         的確に伝える能力
  ・傾聴力    相手が話しやすい環境をつくり、適切なタイミングで質問するなどして
         相手の意見を引き出す能力
  ・柔軟性    自分のルールややり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重
         し理解する能力
  ・情況把握力 チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすべきかを理解
         する能力
  ・規律性:  状況に応じて社会のルールに則り、自らの発言や行動を適切に律する能力
  ・ストレスコントロール力:
         ストレスを感じることがあっても、成長の機会だとポジティブに捉えて、
         肩の力を抜いて対応する能力
 

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